親子で楽しむ春先キャンプ<恥ずかし我が家の失敗談>

for Campeena

多くのキャンプ場さんが、春キャンプの予約を開始する時期になりました。日中は薄手の長袖で過ごせる陽気になっても、標高によってはまだまだ肌寒く、事前準備も要注意なのが春キャンプ。お子様づれでお出かけの場合は、しっかり準備したいですね。

私がやりがちだったウッカリをご紹介しますので、皆さんは気をつけて、楽しい思い出を作ってください♪

保冷しすぎは大惨事!?

春になって暖かくなったからといって、氷点下パックに挟んでお肉を持ち運んだりしたら…大変!!お肉が凶器レベルにカチコチになってしまいました。 最悪なことに、凍った肉は春の気温ではなかなか解凍もすすまない。。。

お腹が空いているのに、まったく調理できないもどかしさ+家族の優しい言葉かけに、とてもいたたまれない気持ちになったことがあります。

私は何度かやってしまったのですが、暖かくなってくると食材が腐るのが怖くて、ついつい氷点下パックで保冷し過ぎてしまうんですよね。食材の痛みが心配な場合は氷で冷やすなど、冷え過ぎ(マイナス)にならないように気をつけてくださいね。

春先キャンプの食材保管は、直射日光とカチコチに要注意です。

オネショで寝袋が…

夏のキャンプに比べて、寒い季節のキャンプは(寝汗が少なくなるせいか)オネショ発生率が格段にアップ!!大人がお酒を飲んだり珈琲を味わったりするのと同じように、子どももいつもよりジュースなどの飲み物が多くなりがちです。

寝る前や夜中のトイレもついつい面倒になり、「さっき行ったばかりだから、まあ良いか!」なんて気を抜くと大惨事に!!

オネショの後始末はいつも以上に臭うし、寝袋の丸洗いクリーニングは時間もお金もかかります。ジュースの飲ませ過ぎには、くれぐれもお気をつけて。

寒いのは嫌!でも温めすぎると…

授乳やおむつ替え、着替えで寒いのはかわいそう…。そう思って電気毛布やストーブで温めて快適な空間にしていると、翌朝、テント内が結露でビショビショに!?

子どもは代謝がいいので、スカート部分やインナーテントの上部などは、特に結露が溜まりやすくなります。サーキュレータを回して予防するのも1つの方法ですが、それでも快適温度になればなるほど、外気と近い部分は結露しやすくなるもので…。

翌朝のお天気が悪いと撤収時間までに乾かず、帰宅後にもう一度広げて干し直しということにもなりかねません。朝の暖房は早めに止めて結露を拭き取り、風を入れ完全乾燥を目指しましょう。

その方がきっと、次回のキャンプにも行きやすくなるはずです。

ガス缶の接続部破損は命取り!?

久しぶりに使ったガス缶が上手くはまらない!そんな経験はありませんか?

実は私、OD缶をはめるのがとっても苦手。新品のガス缶でも、真っ直ぐ取り付けられずにやり直すことがあります。ただ苦手なだけならいいのですが、接続部が曲がってしまっていたり、錆びてしまっていたりしたら一大事。

長女がまだ低学年だった頃、翌朝使おうと思っていたガス缶が取り付けられず、朝から慌てて火を起こしたことがあります。パパッと麺類を食べて撤収のつもりが調理できず、朝からお芋を焼いてやり過ごしました。

レイトチェックアウトできたので問題にはなりませんでしたが、急にランタンやバーナーが使えないと、本当に不便です(笑)ランタンのマントルも含め、日が暮れる前に翌日分までチェックをお勧めします。

ズボンも靴下も短くなってた!?

(大人も子どもも)ハイソックスを履きますか? 我が家は、子どもも大人もハイソックスを持っていません。ふくらはぎまでの長さか、足首までの靴下のみ。さらに、成長期の子どもの衣服はすぐにサイズアウトしてしまって、気付くと手首も足首も短いものばかりだったりします。

すると、どうでしょう。一見暖かい格好をしているのに、いつの間にか子どもの手足がすごく冷たくなっていて、鼻がズビズビになってしまっていたりするんです。

体の冷えを予防するためにも、春先まではレッグウォーマーアームウォーマーを用意しておくと安心です。朝晩の気温差がある春先などは、夜露などで地面が濡れていることもあるので、防水の靴もあるといいですね。

余談ですが…

私が0歳の次男を連れてテント泊デビューしたのは、GW明けの富士山の麓のキャンプ場でした。日中は半袖で遊べる気温だったにもかかわらず、日が暮れると急に冷え込み、他のキャンパー達は焚き火も早々に、テントに引きこもるほどの寒さ…。

一方、ビギナーだった私達は、現地は標高が高いから市街よりも5度以上低くなるとは知らず、思いもせず、3シーズン用の寝袋と、スカートなしの薄いテントで震えながら夜を越えました。子ども達がまだ小さかったので、身を寄せ合って寝袋に入り耐え抜きましたが、授乳も大変で、朝が来るまでが本当に長かったのを覚えています。

今はキャンプ場のピンポイント天気予報を出しているWebサイトもありますが、どの地点を基点として表示しているのかは、サイトによって様々です。いくつかの予報サイトを見比べても心配な場合は、やはり現地のキャンプ場に確認するのが安心かもしれません。

いかがでしたか? 忘れ物からうっかりなケガまで、数々の失敗をしてきた我が家ですが、そんな中でも、冬〜春キャンプに起こりがちな失敗をまとめてみました。どれも今では笑い話の一つですが、風邪を引くと検査だ何だと後が大変。帰宅後の生活に影響をきたさない為にも、できる準備はしっかりしておきたいですね。

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