6月上旬の週末。前の週から二転三転していた雨予報でキャンセルが続き…当日も朝から雷が鳴り響くほどの豪雨。「中止にした方がいいのでは?」という思いも頭をよぎりましたが、午後からは雨が止むという予報と、皆さんの熱意を信じて、開催する運びとなりました。
夕方までには雨も止み、翌日は朝からみんなでモルック!? アットホームな空間になりました。
親子キャンプなのに雨予報…
初めてテントに泊まる人が半分いるのに雨…。しかも、2日とも4〜5mの風か吹く予報でしたので、毎日天気予報を確認しては、1人で悶々としていた私。3日前の予報では土曜の朝には止み、曇りで設営できる予報だったのですが、春はお天気が安定しませんね💦当日はちょうどチェックインの時間頃が一番ひどく、サイト入り口が川のようになるほどの土砂降りでした(笑)
設営が雨!?注意するポイントは…
今回利用したあつぎ飯山キャンプ場は、サイトに車を横付けできません。(管理棟から河岸のサイトに降りる砂利道が滑りやすく、登れない車が続出した過去があるため、現在はALL不可となっているそうです。)
雨の設営の場合は…
①荷物が濡れないように、自家用車から運搬用の車に移動
▷雨雲アラートなどを駆使して、タイミングを見計らうべし
②体が濡れてしまうと風邪をひく可能性が
▷動きやすい雨具+帽子は必須。靴も2足以上準備が基本
③雨音で声が届きにくくなるので、子どもの声が聞こえにくく気配も感じにくい
▷一番最初に子どもの居場所を設営。大人の近くに居られる場所を作る
雨の設営は、タープとテントの連結にいつも以上に神経を使ったり、雨を落とすためのロープを張ったり、予想よりも時間がかかります。しかも、慌てて作業すると怪我のリスクも倍増!!
自然相手のことなので、今回はゆっくり集合・ゆっくり設営のお声がけをさせていただきました。各々の設営が完了したのは、15時半のティータイムころからでしょうか。ようやく集まってお茶を飲めたときには、ちょっとホッとしたのを覚えています。
広い共同スペースで、みんな快適
今回も「みんなで調理&飲食するスタイル」なので、共同のリビングキッチンスペースを用意しました。
雨+風が予想されるキャンプなので、テントやタープを3つ連結して共有スペースを作ります。
幕を選ぶときに意識したのは、風もあるのでオープンタープよりはシェルター重視/夜は荷物をしまってクローズしておける場所を確保したい/雨キャンプなので乾きやすい素材or自宅で干せるという3点です。
CAPTAIN STAGのビバレーはインナーの取り外しも可能。片側のウォールをひさしのように張り出すことができるので、1つの幕でかなり広いスペースを確保できます。レクタタープも直線的な幕なので、設営しやすい組み合わせでした。
ちびっこ達のリビングはシェルターに、中学生組は自分たちのテントでのんびりと夕飯を食べていました。
キャンプ場貸切なので、どこで過ごしてもOK。ただし、よその家のテントにお邪魔する時には、パパ・ママの許可を取ってからね♪
夕方には雨が止んできた!!
降ったり止んだりし続けていた雨も、15時ごろには時折ポツポツと当たる程度になってきました。この頃から焚き火好きパパさんは早めにモクモクタイムをスタート。
日が暮れることには雨も止み、(一瞬ではありましたが)月も見えるほどにお天気が回復していました。
レインウエアを着て動きまわっていたので、予想以上に疲れてしまった大人達。
夕飯のカレーライス作りは、中学生をリーダーに据えて、子ども達に頑張ってもらいました。大人達は横で見守り係。もちろん、煮込み作業は手伝いましたが、皮を剥いたりカットしたりする作業がほとんとなかったので、少しゆっくりさせてもらっちゃいました。
フォークダンスは知らない世代!?
キャンプ場さんのご好意で、キャンプファイヤーをしていただきました。
子どもの背の高さぐらいまで積み重ねた薪に火をつけると、あっという間に2〜3メートルの炎の柱が出来上がりました!
大きな炎と熱に、いつの間にか静かになった子ども達。はしゃいだり踊ったりするわけでもなく、ただただ炎を眺めていました。
小中学生の頃以来、数十年ぶりのキャンプファイヤーだった大人達。「せっかくならマイムマイムでも!?」と行きたいところですが、疲れてしまって立ち上がる気力はありません。笑
子どもなら踊れるかも!?と思ったのですが…今は高学年の林間学校の時にフォークダンスを習うんですって。今回のメンバーでは、中学生は男子2名のみ。踊ってはくれません…よね…。
あつぎ飯山キャンプ場では、星空がよく見えるようにサイト周辺の照明を最小限にしています。しかも、林の向こうに川が流れているので、お隣のテントの寝息やガサガサ音が気になりにくいのでGOOD。
初めてテントに泊まったメンバーの中には「聞きなれない川音が気になって、なかなか寝付けなかった」という声もありましたが、たぶん数回経験すれば慣れてくることでしょう。風で木々がザワザワ言ったり、テントに何か落ちてきたり。キャンプ場の夜は、実はけっこう賑やかなんですよね。
朝ごはんは、セルフでお願いします。
朝ごはんは、自分でホットドッグを作りました。パンを温めて、ソーセージを挟んで、ケチャップやマスタードをかけて…。子ども達は、とっても楽しそうです。
前の晩に、Nさんが仕込んでくれたミネストローネも絶品でしたよ!朝にいただく温かいスープって、身体に沁みわたりますよね。ありがたや、ありがたや♪
サイト周辺の草むらには、とてもりっぱなシロツメクサが生えていました。
気付くと、朝食後の女子達で花冠の工作タイム。大人達が珈琲を飲んでいる横で、せっせと手仕事が進んでいました。
チェックアウトは、午前10時!!
こちらのキャンプ場のチェックアウトは、ちょっと早めの午前10時。順に荷物を運んでもらえるように、それぞれの荷物をまとめます。
レンタルテント(LOGOSツールーム)以外のテントをあらかた片付けたら、家族対抗のモルック大会をスタート!初めての子ばかりでしたので、ちょっと力加減が難しかったかな?
途中でパパ・ママが片付けに行っちゃって、1人で頑張っていた子もチラホラ。それでも誰一人途中で投げ出さず、最後まで戦い続けた姿は素晴らしかったです!!
水はけが良いから、乾きもいい
あつぎ飯山キャンプ場は、正直、好みの分かれるキャンプ場だと思います。炊事場に屋根はないし、トイレに通う坂は急なのでヨチヨチさん世代はNG。抱っこで子どもを連れてるパパ・ママもとても大変だと思います。
でも、私のキャンプ史上No.1の水捌けの良さでした。前日土砂降りだったにも関わらず、翌朝は水たまりゼロ!明るい色のテントを地面に広げて畳んでも、何の心配もありません。
都内からも2時間かからず、我が家からは1時間弱で行けるアクセスの良さも相まって、我が家的には、リピートしたいキャンプ場確定です。
:注意:水は持参がオススメ
サイト近くにある水道は、手洗い(食器洗い)には使えますが、水質検査をしていないので、飲み水には使えないとのこと。飲み水は、管理棟にあるウォーターサーバーから汲んでくるシステムです。
無料でお水を汲ませていただけるのですが、このウォーターサーバー、実は濾過器だそうで一度にたくさんのお水を汲むのは不向きとのこと。(水筒を持っていって、1−2L程度汲むなら足りるかな。)
ファミリーキャンプなど人数多めの時には、調理用の水など多めに持参した方が良さそうです。
初めてのテント泊はどうだった?
初めてのテント泊、お友達とのキャンプはいかがでしたでしょうか。
「みんなと一緒だと心強い」「親の気持ち的にも、子ども同士で遊んでいてくれるので余裕が生まれる」
「誰かと一緒なら、安心して下の子やママも連れて来れる気がする」「思ったよりも子どもはグッスリ、あっという間に寝てしまった」などなど、たくさんのご感想をいただきました。
今の時期はまだ蚊やブユなども少なくて、過ごしやすいですね。
雨キャンプでバタバタ予定が押してしまった感はありましたが、基本的には乾燥撤収できたので、翌週の片付けはすんなり行けたかな?
これにこりず、次回もまたぜひご参加ください♪ またキャンプしましょう。
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