突然ですが、
あなたのお子さんは、外で遊べますか?
外を楽しめるお子さんですか?
外で何をしたらいいのか分からず、何を楽しむ場所なのか分からず、ただただキャンプに連れて行かれても…お子さんにとっては「暇」で「退屈」な時間でしかないと思います。だからと言って、オモチャや遊具、アクティビティーに頼るのは本末転倒。大人が提案した「モノ」がないと遊べないようになってしまいますものね。
子どもの世界を一緒に見よう
私の子育て&アウトドア活動のテーマに「共有・共感」というキーワードがあります。子どもの心が動いた時(感動した時)、その思いを親も一緒に感じる。そして、それを言葉にして伝えてあげる。一緒に時間を共有し体験を共有すると、結果はどうであれ、子ども達はとても楽しそうにしています。
そのためには、まずは子どもの見ているものが何なのかを知ろうとしないと始まりません。
この写真で、つかまり立ちしたての11ヶ月次男が眺めているのは、自分の手についた砂場の砂。姉兄が楽しそうにしているので立ち上がってのぞいて見たら、中にあったのは…なんだ??という砂場初体験の瞬間です。
子ども目線で切り取る楽しさ
目の前に広がる景色も、小さな子どもには柵の上から、全体を広く眺めることはできません。
大人の私が見る景色には、海の向こうに見える町並みや奥の山々が見えているのですが、隙間から覗いている子ども達には、すぐ下を通る船や、キラキラと光る波の色や、枝にとまる鳥が見えています。
子どもとたくさん話しながら、ゆっくりと外を歩いてみてください。一見何もない世界にも、楽しいものがたくさんあることを感じてもらえると思います。
普段の生活でも…
スーパーのお菓子売り場の何気ない風景。
私にとってはただの陳列棚ですが、100cm程度の子ども達にとっては…手の届かないずっと上まで、壁一面にお菓子が並んだミラクルワールド♪この中から好きなものを1つ選ぶなんて、そりゃあ(興奮しちゃって)時間もかかりますよね。
そんなことを思いながら眺めていると、不思議と楽しく眺められます。まあ、急ぐときには制限時間を設けたり、多少アドバイスしたりしますけどね(笑)
お子さんがいくつになっても、一緒に共感してほしい大人は、まずはご両親だと思います。キャンプ場で「遊ばせておく」のではなく、ぜひ一緒に、家族で遊んであげてみてください。きっと、お子さんの最高の笑顔が見られるはずです。
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