キャンプにちょうど良い今の時期。ご家庭によっては、授乳中のお子さんを連れてキャンプデビューされるパターンもありますよね。生後6ヶ月までの授乳期はもちろん、離乳食期間の補食代わりとして、3歳ぐらいまではフォローアップミルクを使うご家庭もありますよね。
今回は粉ミルク派のキャンプに必要な、調乳&哺乳瓶の消毒についてご紹介します。
赤ちゃんのキャンプデビューはいつから?
生後3ヶ月までは(昼夜を問わず)3時間おきの授乳。それ以降はだんだんとペースが出来てきて、生後半年頃には1日3回の授乳になってきます。
3ヶ月未満の赤ちゃんをキャンプ場に連れ出す場合には、調乳の回数や夜間の授乳を考えて、コテージやトレーラーハウスなど、冷暖房と水道がついている建物にしておきましょう。
お子さんは虫にも、外界の刺激(紫外線や寒暖差等)にもとても敏感です。第一子なのかご兄弟がいるのか、ご家庭ごとの事情もあると思いますので、「何ヶ月からならOK」という決まりはありませんが、お出かけの際はお子さんが安心して休める環境を作ってあげてください。
我が家の長男は完ミ・次男は完母でしたが、どちらも免疫が切り替わる6ヶ月ごろから体調を崩すことが多くなりました。2歳ごろまでは蚊に刺されただけで水ぶくれになったり、日焼けで体温調節がくるってしまい風邪をひいたことは何度も…。お出かけの際は余裕を持って、お子さんに無理のない予定を組んであげてください。
お子さんが小さいうちは、日帰りでデイキャンプを楽しんだりピクニックに行ったり、まずはテント泊以外のところから試していただけると安心です。テント泊の場合は、ファミリー向けのキャンプ場を選んでお友達家族と一緒に行くなど、もしもの時にお互いにサポートできる体制があるといいですね。
みんなはどうしてる?哺乳瓶の消毒
専用スポンジを忘れず持参!
ご自宅でも、哺乳瓶専用のスポンジで洗ってから消毒していますよね?
お出かけ先でもそれは変わりません。特に、キャンプのご飯は油物が多め。BBQのお皿を洗ったスポンジで哺乳瓶は…とてもじゃないけど洗えません(笑)
万が一、地面に落としてしまった時のことなども考えて、少し多めにスポンジを持っていきましょう。
湯煎の場合:哺乳瓶のサイズをお鍋のサイズがポイント
湯煎で消毒する場合は、いつも使っている哺乳瓶用のトングを持参すればOK。あとはお湯を沸かすことができれば消毒は可能です。
ただし湯煎の場合は、お湯に入れてから3ー5分加熱して消毒する必要があります。生後6ヶ月を過ぎて、1回に200ml以上のミルクを作るようになってくると哺乳瓶のサイズも大きくなり、キャンプ用のクッカー(鍋)では哺乳瓶が入らない場合もあるのでご注意を。哺乳瓶の長さ・太さはメーカーによって様々ですので、キャンプ前に必ず確認してください。
洗浄剤につけ置きの場合:ジッパー式袋が大活躍
キャンプなど外出先で消毒する場合には、ミルトンやチュチュベビーなどの錠剤タイプが持ち運びしやすくて便利。ジッパー式袋に規定の水を入れ、錠剤と哺乳瓶を入れたら空気を抜くようにして密閉します。
袋のサイズは、お使いの洗浄剤や水の量を考慮して選んでください。ちなみに、フリーザーパックのLサイズなら、(水だけなら)約3L入れられますので、大きめの哺乳瓶も消毒できます。
粉ミルクor液体ミルク
1回あたりの金額で考えれば、やはりいつも使っている缶の粉ミルクを持ち歩くのが一番安くなりますが、お出かけの時は着替えやオムツなどの荷物も増えるので、なるべく荷物はコンパクトにしたいですよね。
キャンプの時だけキューブタイプやスティックタイプの粉ミルクを利用する場合には、いつもと同じメーカーのミルクを選ぶのがポイント。いつもと同じ味が、安心して飲める味です。
液体ミルクは常温OKでお湯いらず
液体ミルクは常温で保管でき、赤ちゃんに与える場合も温める必要がありません。調乳用のお湯も必要なく、むしろ、(母乳と同じ成分になるように)適切に調合されたタンパク質のミルクなので、加熱すると熱変化で栄養成分が変わってしまうそうです。
赤ちゃんのお腹が冷えてしまいそうなぐらい冷たい時には、メーカーでは体温で温めるのを推奨。万が一湯煎で温める場合には、ぬるめのお風呂程度のお湯(40度以下)でゆっくりと時間をかけて温めてください。
また、常温保管OKとはいえ、繊細なタンパク質ですので冷えすぎも温まりすぎもNGとのこと。暑くなる車の中や直射日光の当たる環境では、栄養が変化してしまいます。特に缶の液体ミルクは温まりやすいので、置き場所に注意してください。
キャンプ(お出かけ時)に便利なミルクグッズ
あると便利なミルク関係グッズをご紹介します。粉ミルクを個包装して持ち歩くパックや、哺乳瓶に入れて使うインナーパックまで♪ 便利なものを上手に利用して、家族の時間を楽しんでくださいね。
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