アウトドアに授乳室設置!こだわりのギア選びと、使いやすいセッティングとは

for Campeena
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2016年からアウトドアデイジャパン東京におむつ替え&授乳室を置かせていただくようになって6年雨の年も、真夏日の年もありました。

これからはアウトドアのイベントやフェスも増える季節。小さなお子さんと一緒に、気兼ねなく参加できる場所が増えてくれることを願って、私達のこだわりポイントをご紹介します。

2022年:1日目はLOGOSツールームをオープンで

今年お借りしたテントは、ロゴスTradcanvas PANELドゥーブルXL。(グラウンドシートやインナーシートもセットで¥70,000程度)1日目はお天気も良かったので、こちらをオープン仕様にセットして使いました。

<オープン仕様のポイント>

1:インナーの入口は、お子さんを抱いて出入りできるギリギリで開けっぱなし。

(風が吹いてきたら、もちろん閉めます。)

2:中の授乳スペースが見えないように、ベンチレーター等を利用してカーテンをつける。

3:出入り口に玄関マットを敷いて、靴の脱ぎ履きをフォロー。

4:オムツ替えのみの方は、外のコットでも対応できるようにする。

(丸見えにならないよう、横からの視線をできるだけカット。)

5:パンツタイプのおむつ替え用に、すのこ+マットをコット下に準備。

6:オムツのゴミは大変なので、(ゆっくりと会場を楽しんでいただけるよう)専用ゴミ箱設置。

7:ベビーカー置き場や、ご家族の居場所も確保。

気温や風向きによって配慮することはたくさんありますが、設営時に気をつけていることは↑こんな感じです。丸見えすぎるのも良くないのですが、あまりクローズしすぎると、テント内での盗難や事故に繋がりやすくなってしまうのが難しいところですね。

昨年から会場内での食事が禁止になり、フードスペースは会場外の売店コーナーに移動しました。でも、離乳食期の小さなお子さんは、授乳の前に食事が必要。座って食べさせられる、ちょっとしたスペースがあれば、母乳やミルクだけで過ごさせることなく、この日もちゃんとご飯を食べさせられます。

午後になると冷たい風が吹いてきました。横のパネルを閉めて、なるべく中が暖かくなるようにクローズです。(こうなると、ベビーカーはテント内に2台入れませんので、外でお預かりするしかありません。)

今回最年少は、もうじき2ヶ月になる赤ちゃん。小さなお子さんは授乳に30分以上かかることもあります。上のお子さんもお母さんお一人で連れているケースなどもありますし、ミルク持参のお父さんが2人3人連れているいている姿も見かけました。

授乳&おむつ替えコーナーは、おばちゃんスタッフ常駐。お困りごとをフォローし、ほっと一息付きついていただけたら嬉しいです。

今年は、ワンちゃん連れの方もたくさんお見かけしました。

私はワンちゃん大好きなので楽しいのですが、犬に触らせていただいた後は手洗いとコロコロがなければ赤ちゃんには近づけません。(アレルギーのお子さんもいるので気を付けななければと…。今年の教訓です。)

2022年:2日目は雨風しのげるスペース重視

2日目は、朝からあいにくの雨模様。時より小雨になるものの雨脚も強く、気温も低めです。この日は乳幼児連れの来場はそんなに多くならないと見込んで、テント内のリビングスペースを開放です。

パネルのひさし部分にベビーカーごと入れるようにし、コットもそのまま座れるようにしました。(いざとなったらおむつ替えスペースにも転用可能。)
パネルとテントの繋ぎ目あたりから雨が入り込みやすいので、本部に余っていた幕をお借りして補強。広さはありませんが、これでテント内は快適なスペースが完成です。

お子さんは立ったまま靴を脱ぎ履きするのが苦手。ですので、テントの外に「一歩目ステップ」を作りました。カッパを着せたりするのにも便利。

次回雨の時には、インナーの入口付近に、レインウエアをかけるところも作っておこうと思います。

授乳室のギアは高さが重要!

今回LOGOSさんにお貸し出しいただいたベンチやコットには、たくさんの種類がありましたが、インナーテント内で授乳に使うギアは重要なので1つ1つ座ってみて確かめました。

スペースの関係で、インナーにはコット1+椅子1つ。荷物もお子さんも全部抱いて中に入るお母さんには、全て自分の側にそのまま置けるコットが実は便利なんですよね。ただし、これにはコットの高さがとても重要です。

左側「neos FDコット」は、高さ46cm。右側「グランベーシックのEZアッセムコット」は高さ40cmです。たった6cmの違いなのですが、10kg近いお子さんを抱いて立ち上がることを考えると、ローサイズとまで意は言いませんが、少しでも低い方が立ち上がりやすいのです。

生地の張り感などもありますが、160cmの私が靴を履いた状態で座っても、腰掛けると足が地面から浮きます。安定感があって低めのコットを意識して探してみてください。

ちなみに、公園内のトイレ情報もお渡ししています。

アウトドアデイジャパン東京の会場すぐ隣に、代々木公園のトイレがあり、多目的トイレ内にベビーベッドもあります。こちらは耐荷重は20kgまであるそうですが高さもあり、小さな赤ちゃん用に作られたベッドとのこと。(毎年電話で確認&当日朝の状態確認してご案内済み。)

一度出口から出て再入場する手間もありますので、おむつ替えだけでしたら、授乳テントをご利用いただいた方が便利です。

ちなみに、公園のトイレは以前よりはとても綺麗になったものの、ご兄弟と一緒に入ってくつろげるほどではありません。

パンツタイプのお子さんや、事情があってオムツを使用しているお子さんお着替えが必要になってしまった場合なども、気軽に授乳テントを使っていただければと思っています。

ベビーベッド持参のメリット・デメリット

授乳テントの設置は、2016年にCampeenaが初参加した時、(自分達の子どものために)おむつ替え用ポップアップテントを設置したことから始まりました。

「きっと他にもおむつ替えした人はいるはず。」との思いで、小さなお子さん連れのご家族にお声がけしていたところ、予想以上の大盛況。急遽2日目はベビーベットを持参してきちんと整備&拡張したという経緯があります。

私達が持っていたベビーベッドは、屋内使用を想定して作られた折り畳み式のもの。オムツを出したりする際のベビーゲートとしてはとても便利なのですが、新生児から使用する作りなので、おむつ替えスペースが高く不安定でした。

高さがあることは、おむつ替えの作業をするご両親にとっては(腰の負担がなく)メリットなのですが…、転落事故を想像すると怖くて、目が離せません。(ベッド自体を高くしてしまうと、今度は、立ち上がれるお子さんの転落の危険あり。)

悩みどころではありますが、より実際のキャンプシーンに近い形ということで、コットでおむつ替えしていただくスタイルにしています。

アウトドアイベントでの授乳スペースの設置等について、ご質問などございましたら、お問い合わせコーナーからお気軽にご連絡ください。授乳&おむつ替えスペースがあることで「小さなお子さんも一緒にどうぞ♪」というメッセージが伝わると思います。

 

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