夏はもうすぐそこ。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、大人に比べて地面に近い子ども達は、それだけ熱中症のリスクも高くなります。そして、子どもはなぜだか急に体調を崩すもの。
今日は、キャンプ場でお子さんが熱を出してしまった時の対処法をご紹介しますので、困った時の参考になさってください。
まさか熱中症!?風邪?判断に困った、あの日の経験
キャンプを初めて1年目(次男授乳期&長男5歳&長女7歳の頃)は、とにかく大人の手が足りなくて、次男の見守りは長女が担当していました。空いているスペースにシートを広げて、テーブル・水筒・オヤツを準備。時々大人を手伝ったり、遊んだりしながらフリーに過ごしていました。
何回目かのキャンプの時に事件は起こります。朝ご飯を食べ終わるまで(片付け始める前まで)は、確かに元気いっぱいだった長男が、急に「頭が痛い」と言い出し、グッタリとしてしまったんです。
木陰に敷いたシートの上で、座っているのも辛い様子で横になる5歳児。7月の軽井沢とはいえ、朝から眩しいほどの日差しに照らされていた私は、まず熱中症を疑いました。
熱を測ってみると39.2度。熱中症が原因なら、急いで病院に行かなくてはいけません。
子どもの急病!まずは管理棟に相談→#8000にダイヤル
キャンプ場周辺は基本的に都市部ではありませんよね。県外からの救急患者、それも発熱した子どもを見てくれる救急外来は、コロナ禍の今、さらに見つけにくくなっていると思います。まずは#8000にダイヤルすると、応急処置法や最寄りの病院を教えてくれます。
まず聞かれるのは、①いつから熱が出たのか。②いつ、どれぐらい水分を取ったか。③既往症や最近の健康状態。(飲んでいる薬や食べたものも。)
この時、十分な水分が摂れていた確信があれば、#8000に対応した看護医師さんも、様子を見るようにおっしゃるかもしれません。ですが私は②に自信のある返答ができませんでした。子ども達に水分を摂るよう声をかけていたけれど、実際に飲んでいるところを見ていなかったからです。
熱中症か、風邪なのか。判断に迷った時の目安
熱中症なのか、風邪(感染症)などによる急な発熱なのか迷った時は、意識が混濁したり水分が摂れないようであればすぐ救急へ。
水分が摂れていて、脇や鼠蹊部(そけいぶ)を冷やして涼しい環境にいても熱が下がらない場合、30分以上経って変化がないようであれば、それは熱中症以外の可能性が高いそうです。<昨年、長女が熱中症疑いで受診した時に医師に言われました。>
子どもは急に熱を出します。具合が悪くなった時にも慌てないよう、氷や小さめの保冷剤、おでこに貼る冷えピタなどを準備しておくと安心ですね。
これからの季節は特に注意!<予防関連記事>
大正製薬さんのHPで、お子さんの急な病気への対処法をまとめてくれてあります。熱中症予防には“>水分+塩分+糖分の摂取に加え、ビタミンや鉄分の補給、十分な睡眠をとることなどもとっても重要です。
もうすっかり大きくなった今では、病気よりもケガの方が心配な我が家ですが、今でも体温計(乳幼児に便利な予測式)と常備薬はいつも持参するようにしています。備えあれば憂いなし!これからの季節も、ご家族みなさんで安全にキャンプを楽しんでください。
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