キャンプの世界大会って何!?
私も皆様同様に、最初はハテナがたくさん浮かびました(笑)
参加費もそれなりな金額だし、学校も休ませないといけないし…、一体なんなんだ???
事前情報があまりない中、たくさんの食材を積み込み、私達はいつも通り早朝に出発し一路福島県天栄村へ向かいました。
9月28日〜10月6日まで開催されるのですが、各国の方々は前日からチェックインが可能でした。
ですが、仕事の都合などで、金曜日チェックインできなかった私達はテント設営もあるし、とにかく早く着いておきたかったので5時出発。。。
会場となる羽鳥湖の周辺には、コンビニも商店もありません。下に広がるのは、今回お世話になったエンゼルフォレスト那須白河
さんの湖(?)。取り囲むようにコテージが並び、奥の森の中にキャンプサイトなどが並びます。
羽鳥湖は、右上に逆さ富士山みたいな形に見えているのが、それです。同じく右上に小さな白い三角屋根が見えますか?そこがメイン会場の天栄村交流センターです。
大会期間中は、会場まで常時シャトルバスが運行されていましたよ♪
参加してみてわかったことは、世界大会とは世界中のキャンプ好きが集まる、「大」きな「会」だということ。
開催日前日を含む9泊10日の間、福島県天栄村の会場では、毎晩のように世界の方々が「おもてなしParty」を開催し、毎日顔をあわせるメンバー達とは、いつの間にか気軽に挨拶を交わす中になっていきます。みんなが大きなファミリーのようになり、子ども達にも身振り手振りで話しかけてくださいました。
ゲストの皆さんが観光に出かけている間は、キャンプ場内をサイクリングしたり、モルックしたり、洗濯したり、キャンプ場内のプールに行ったり…
大内宿で話題の「ねぎそば」を食べてみたり(笑)
普通にキャンプを楽しんで過ごしました。前述の通りお店がない(キャンプ場の売店のみ)ので、基本的にオヤツもご飯も自炊しました。でも、実は結構いただきものが多かったりして、心配するほどではなかったです。
夕方〜はワイワイみんなで食事をしたり、お酒を飲んだり♪
実は私、英語が大嫌いです。だから、本来ならこのような会には絶対に参加しないタイプなのですが…行ってよかった!!
参加してくださっている方の中には英語が得意でない方もたくさんいて、お互いにカタコト英語だからこそ、私でも気兼ねなくお話しすることができました。
そんな環境だから、子ども達だって大丈夫♪ もっとも多くの友人を作ったのは、好奇心旺盛な6歳次男だったと思います。
「ねえママ、こういう時はなんて言ったらいいの?」「これは何?」と終始興奮状態で、誰かがいるかもしれないからと言っては、管理棟の前や交流センターに遊びに行きたがっていました。
期間中、毎朝キャンプ場内をウォーキング。朝はちょっと冷えるのですが、母国の音楽を聞きながら歩いている方などもいて不思議な雰囲気です。6時までがクワイエットタイムなので、テントに戻る頃には焚き火を囲む人がちらほらし始め、コテージの方からは朝の挨拶を交わす声が聞こえ、笑い声や歌声が響きます(笑)
世界大会の様子は、あまり写真がなくてすみません。遊んで、食べさせて、遊びに行って…というルーティンが忙しくて。。。(代わりに、撮影していた動画をご紹介ておきますね。)
今回参加して気付いたことが、もう1つあります。それは「キャンプ場内の騒音も他人のものでなければかなり寛容になれる」ということです。
夜遅くまで話し込み響き渡るご婦人方の笑い声も、今日が初めてのキャンプだと知っていれば、数十年ぶりの修学旅行に はしゃぐ旧乙女達の集いのように感じました。突然聞こえてくるオペラ歌手ばりな歌声も、ギターの音も、オカリナの響きも、何かを歌って踊る人々も(笑)、全てが「キャンプを楽しんでいる姿」に思えて、むしろ微笑ましく感じる始末。
それはきっと、歌声の先に歌う人達の顔が浮かんだからだと思います。
キャンプの不思議な魅力。
一緒に火を囲み、食事を共にすれば、言葉も年齢も超えて仲間になれる。
帰宅後、海外の方にもらったピンバッチを、こっそりお気に入りのリュックの内側につけて持ち歩いている長女。
早々に大切なものBOXにしまい込んだ長男。
幼稚園のお友達に宝物だと見せたけれど、冷たい反応しか帰ってこず撃沈した次男。
三者三様に色々なものを受け取ったのだと思います。
来年はオリンピックが東京にやってきます。
噂によると、ホテル不足解消のため、キャンピングカーエリアなどの構想もあるとか…。
今回の経験が来年どう変化するのか、楽しみです♪
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