2020年最初の三連休は、家族みんなを引き連れてNPO法人くるみー来未さんのお餅つき会に行ってきました。
石臼のお餅は一味違います
小学校のお餅付きでも、使っていたのは木の臼でした。当たり前ですが、木の臼よりも冷えやすいので、きちんと温めておかないと餅米が硬くなってしまい、美味しいお餅が出ません。
お世話になった川崎市黒川青少年野外活動センターのセンター長さん(ロバさん)が、楽しく教えてくださいました。
石臼のお餅は臼が硬いため、短時間でつきあがるそうです。そして、何とも言えない”なめらかな”仕上がり♪
手負いのロバさんに代わり(数日前にナイフでザックリやってしまったそうです)活躍するのは、くるみに集うご家族達。お兄さん達が小学生に付き添い、協力して楽しみました。
「くるみ(来未)」に行ってみたかったんです
今回お世話になった「くるみ」さんは、川崎市の自閉症支援団体さん。
『自閉症に限らず、様々な特性もつ本人とそのご家族のQOLを向上させることにより、1人1人がその人らしく豊かに生きることができる社会を創る』(byくるみHPより)という理念で活動している団体さんです。
障がいのあるなしに関わらず、「みんなが」「安全に」アウトドアを楽しむには(受け入れる側には)どういった準備が必要なのか、実際に感じて体験してみたく…友人に紹介してもらったのが、「くるみー来未」さんでした。
この日の約束は「みんなで作る」「困った時はSOS」「子どもから目を離さない」の3つ。もちろん我が家の子ども達も、できることをお手伝いします。この日黒川で採れた大根で「からみ餅」も作りました。
長女も自然と溶け込む雰囲気
思春期に入り、知らない人との間に一段と距離をおくようになった長女。(Campeenaのイベントに参加してくださった方はご存知ですよね。)特に、グイグイくる系の人が苦手です。
この日も最初は距離をとり、しばらく「観察モード」。こうなることを予想していた私達両親は、どうなるか興味津々で眺めていました。
お餅つきも終わり、自由時間も半分がすぎた頃…なんと!長女&長男が「すごろく」に参加!!彼らにとって安心な場所だと認めたんだと思います。
帰宅してから長女に話を聞いてみると…「思っていたのと違って、全然怖くなかった」とのこと。
くるみの理念やビジョンにもあるように、終始「ゆるやかであたたかい雰囲気」の皆さん。「はじめまして」の参加者も、みんなが1つのファミリーのような空気になる、アットホームな団体さんでした。
川崎市黒川青少年野外活動センターって、どんなとこ?
広い雑木林と竹林と、土で遊べるフィールドと、BBQも出来るかまど、調理室、囲炉裏付きの工作室、宿泊室など、アウトドアの遊びは一通りできる環境が整った「川崎市黒川青少年野外活動センター」。青少年育成施設ですので「飲酒禁止」なのが、キャンプ場と違うところでしょうか。
でも、プレイパークも開催されるほど 遊びの展開が無限に広がる森があり、起伏があり…、我が家の子ども達は一瞬でお気に入りスポットになったようです。個人利用は受け入れていない施設ですので、今度はCampeenaで予約して遊びに行ってみたいなーと思っています!
帰宅してから、ロバさんにいただいた竹でコップや一輪挿しを作ってみました。食器類は塩茹でして干さなければならないらしく、それ以外も、もう少し乾かしてからヤスリをかける必要がありそうです。
完成はいつになることやら(笑)
竹飯盒も作ってみたので、近々キャンプに繰り出してみようと思います!
くるみの皆様、黒川のロバさん・スタッフの皆様、
楽しい1日をありがとうございました。
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