羽毛の寝袋を、自分で洗う方法は!?

アウトドアグッズ
スポンサーリンク

真冬に大活躍してくれた羽毛の寝袋も、今年は暖冬ですので、そろそろシーズンオフを迎える頃かと思います。寝袋専門のクリーニングに出せば確実にきれいになるのですが、出来れば自分でメンテナンスしたい所。
今日は、SHOPに取材する中でお聞きした、「自分で洗う」メンテナンス方法をご紹介します。

コインランドリーでも洗えます!?


コインランドリーにあるカス式の洗濯乾燥機で洗っているという、横浜にあるセレクトショップのFさん。
「メーカーのクリーニングサービスに出しても自宅で洗っても、経験上、新品を購入した時のような膨らみまでは戻らない。」とおっしゃっていました。

コインランドリーで洗う時の注意点

まずは、羽毛用の洗剤を規定量通りに使用すること!
洗剤残りは、羽毛がふっくらと膨らまない原因になってしまいます。きちんと濯ぎ切るためにも、必要以上の洗剤を入れにように注意しましょう。部分的に生地の汚れが目立つ場合には、薄めた中性洗剤でこすり落とし、よく濯いでください。
洗濯&すすぎ工程の際には必ず側で見守り、脱水前に手動でストップしてください!!絶対に脱水はしないこと!これがポイントだそうです。

乾燥機の温度は弱が安心


コインランドリーの乾燥機に入れる際には、温度設定ができるものを選び、中〜弱で乾燥させてください。低めの温度で時間をかけて乾燥させると、よりフワフワ感が戻りやすいそうです。くれぐれも70度以上にならないよう、ご注意を!高温になると、防水生地が傷んでしまったり、ナイロン素材が溶けてしまったりします。
※乾燥機の種類にもよりますが、低温50~55度、中温65~70度、高温・80~85度くらいで、温度設定できない機種の場合は80~85度くらいになるそうです。


出来るだけフワフワを復活させるためには、テニスボールやゴルフボールと一緒に乾燥させると良いそうです。布団のように天日に干すのは、絶対にNG!ぺったんこの寝袋になってしまうそうですよ(笑)

自宅でも洗濯可能だけど…

自宅でもお洗濯は可能だそうですが、その際には、ぬるめのお湯と専用の洗剤を使用するそうです。(某メーカーさん談)
部分洗いの場合でも、全体を洗った場合でも、羽毛の寝袋は脱水ができません。

家庭用の乾燥機では、ボールと一緒に入れたとしても、遠心力で羽毛(ダウン)に偏りが出てしまう可能性があるそうです。「軽くしぼったらダウンをほぐし、1方向に偏りが出ないよう、時々裏返すなど工夫しながら平干しください。」との事でした。
その時には、天日干しではなく陰干しで、セーターのように平干しにするのがポイント!浴室乾燥を使用しても構いませんが、温風の吹き出し口に近くなりすぎないように注意し、平干しで乾燥&こまめに裏返すなど、ダウンに偏りが出ないように気をつけてください。

自宅ケアにあると便利な商品


寝袋全体をお洗濯する必要はなくても、部分的に洗いたい場合はありますよね。そんな時に便利なのが、こちらのメッシュシート。必要な時に広げて使うことができ、セーターや枕を干す時にも使えますので、2〜3個持っておくと便利だと思いますよ。

何回かに一度はメーカーメンテナンスへ

自宅で数回洗いつつ、なるべく長く維持した後は、メーカーの羽毛増量サービルなどでカサの復元を目指すのが良いそうです。メーカーの方も、セレクトショップの方もおっしゃっていましたが、「羽毛は汗などの油分で汚れたりして経年劣化し、いつかはカサが減ってしまうもの」なのだそうです。

ですので、自宅ケアでなるべく長く維持した後には、(フワフワ感や暖かさに不安を感じた場合には)、メーカー推奨のクリーニングサービスに出すことをお勧めします。
NANGAさんなどのクリーニングでは、減った分の羽毛を足すサービスも行ってくれますよ。

メーカーごとに推奨しているケア方法に違いがあるので注意!!

メーカークリーニングを行なっていない羽毛の寝袋ももちろん沢山あります。もしも寝袋のお洗濯でお困りの場合には、テントクリーニング.comなど、専門のクリーニング屋さんにお願いするのが安心だと思います。お値段的にも送料込みで5000円程度ですので、専用の洗剤の購入や干す手間を考えると…依頼してしまった方がお得かもしれませんね。

AFTER CARE | NANGA | ナンガ
..
クリーニングサービス - ISUKA - イスカ 寝袋・シュラフの専門メーカー -
テントクリーニング.com【キャンパー5万人が利用中】
..

コメント

タイトルとURLをコピーしました