Q1:幼児連れのキャンプデビュー、キャンプ場の選び方って?

先月の講座の中で、ビギナーのママさん達から寄せられた“キャンプに関する疑問質問”の数々。せっかくなので、1つ1つご紹介していきたいと思います。

今日のテーマは、「幼児連れのキャンプ:キャンプ場の選び方」です。

この子と一緒に、キャンプデビューするのにオススメのキャンプ場ってありますか?

そうおっしゃったママさんの腕には、8ヶ月の赤ちゃんと2歳のお兄ちゃん
「もうじき秋だし、渓谷とかどうでしょうか?」と、すかさずお母様(おばあちゃん)が質問してくださったのですが…、すみません。渓谷はあまりお勧めできません。

秋の渓谷は紅葉が綺麗で、私もとても良いところだと思うのですが…坂や段差が多く、石もゴツゴツしているし、目が届かない場所も多くなるのです。つかまり立ちを始めたばかりのお子さんを連れて出かけるには地面が固すぎる気がします。

そして、2歳のお兄ちゃんも、きっとキャンプに行ったら興奮してしまいますよね。
走り回っても大丈夫な、広めな空間が確保できるキャンプ場を選ばれた方がいいと思います。

どんなところに注意して選ぶ?

以前、別の記事でもご紹介したのですが、キャンプ場のサイトには様々な種類があります。

<雨の季節>キャンプサイトは、どう選ぶ?
今年は雨の季節にもたくさんキャンプに行かなければ。まずは雨キャンプが予想される時のキャンプ場選びから一緒に始めましょう♪

その中でも、1歳前後の小さなお子さんを連れてキャンプに行く時、私は以下の5つのポイントに注意してサイトを選びオススメするようにしています。

・サイトの周囲に段差がないか。
・テントの入り口から通路まで、適度な距離が取れる広さがあるか。
・口に入れてしまうと危険なサイズの石がたくさん無いか。
・草丈、水はけはどうか。
・ファミリーが多く来るキャンプ場かどうか。

1:サイトの周囲に段差がないか


川沿いのサイトや山間のキャンプ場の場合、(キャンプ場のサイズにもよりますが)場所によって写真のように、下のサイトとの間に高低差を設けている場合があります。

プライバシーが確保されるので、少し大きくなってからはむしろおすすめなキャンプ場なのですが、まだ3頭身に近いような、頭の重さでふらふらしがちな月齢のお子さんには危険!


この写真のように、下から見上げるほどの坂ではなくても、「ちょっと目を話したすきに頭からゴロン」なんていうことになりかねません。常に気を張っているのは疲れてしまうので、出来ることならば段差のない、見通しのきくキャンプ場を選びたいですね。

2:テントの入り口から通路まで、適度な距離が取れる広さがあるか。


車のサイズ、テントのサイズなどによっては広々レイアウトを取れる場合もありますが、私的には10m×10mの広さがると、だいぶ安心です。(テントの入り口を跳ね上げたら、すぐ目の前が車が通る(舗装された)通路…というパターンは避けたいところですよね。)

舗装されていない通路の場合、飛び石や土ぼこりが舞うこともあるので、皆さん比較的低速でそうこうしてくださるのですが、舗装された綺麗な通路だとついつい速度を出して走りがち。


荷物を運ぶのが多少大変になったとしても、テント前に遊べるスペースが残るぐらいのサイトの方が安心して見守っていられます。

どうしてもスペースがない場合には、あえて通路に背を向ける形で設営するのも方法の1つ。風向きや植栽の状況にもよりますが、親子で安心してくつろげるサイトを作りたいですね。

3:口に入れてしまうと危険なサイズの石がたくさん無いか。


自然の中なので、もちろん“全く石がない”という環境にはできないと思います。でも、乳幼児の手でちょうど掴みやすくて、口に入れたら危険なサイズの石がゴロゴロあるような場所よりは、芝生とか、綺麗に整備された砂地とかの方が安心ですよね。

もちろん、アウトドアに連れ出す以上、片時も目を離してはいけないのですが…、それでも、万が一の危険を減らすために、避けられるのであれば調べてから予約したいものです。

もちろん、お子さんにとって、石や土の感覚を学ばせてあげることも、とても重要なことです。でもそれは、キャンプ場をお散歩したりしながらでも一緒に味わうことができます。

家族のくつろぐ場でもあるサイトの中は、安心できる場所にしておけるなら、それに越したことはないと思いますよ。

4:草丈、水はけはどうか。

草地のキャンプ場は、転んでも痛くないし広々としている場所が多いので、乳幼児と一緒のキャンプにオススメのキャンプ場です。

さらに贅沢を言えるのなら、草丈や水はけはどうか?アブなどの虫がたくさんいる場所ではないか、ちょと調べてからいかれるといいかもしれません。(害虫が多い場合は、刺されると高熱が出る場合があるので避けた方がいいと思います。)

季節によって草丈が長い場合…

幼児の長靴は、履いていても無意味です(笑)
まあ、履いていても座ってしまって、お尻がビショビショになったりしますので、何れにしても着替えは要るのですが、朝露でも予想以上に濡れてしまうことを覚えておいてくださいね。

快適さを左右する「ファミリーが多いキャンプ場かどうか」

ファミリー、特に小学校低学年までのお子さんがいるご家族の場合、ほとんどの場合、大人も10時から11時には就寝します。(起きていらっしゃる場合でも、お子さんを起こさないように静かめです。)
外でいっぱい遊んで、ぐっすり眠っているお子さんの寝顔を眺めながら、のんびりするには…やっぱり夜は静かな方がいいですよね。

時には、夜泣きしてしまうお子さんがいたり、明け方のオネショ騒動でバタバタしている隣人がいたりもしますが、それらもすべて「お互い様」として対応できるのは、同じ子育て世代だからこそ。そういった意味でも、ファミリー向けのキャンプ場の方が、安心だと思います。


せっかくキャンプに来たのに、「静かにしなさい!」とは叱りたくないですよね。でも、楽しいとついつい声が大きくなってしまいがち。(喧嘩も日常茶飯事ですが…。)


キャンプ場で過ごすすべての人のために、お子さんがある程度の年齢になるまでは、ファミリー限定のキャンプ場にしておくと、いいかもしれません。

まずは行ってみる!

いろいろとお話ししましたが、あれもこれも、まずは行ってみないと分かりません。
トイレや炊事場に近いサイトが便利な場合もあれば、水道が近いと水遊びしてしまって大変な場合もあります(笑)

「ちょっと我が家には合わなかったかな。」というのも経験のうち。きっとお子さんは、どこでもとても楽しんでくれると思いますよ♪

そろそろ、高地では朝晩の気温が一桁になる季節です。防寒対策をしっかりして、ご家族皆さんで、これからもキャンプを楽しんでくださいね。

キャンプの関する、疑問質問なども受け付けています♪

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次回のテーマは「火器の選び方」です。お楽しみに。

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