Campeenaのイベントで大活躍中のドームテント。畳2枚程度の広さで設営できる2〜3人用のドームテントなので、お家の中でも使えます。なんと言っても組み立て簡単なのが嬉しいポイント♪ホットカーペットと併せれば、暖かい空気を閉じ込められます。
①おうち使用にもお薦めのサイズ感
CAPTAIN STAG:キャプテンスタッグ
トレッカードーム UG-51
¥19.500(1/26現在)※3人用のドームテント
※設営サイズ:200×320×135cm
ファミリーテント(4〜5人用)より一回りコンパクトなサイズのUG-51は、インナーテントのボトムサイズが2m×2m。6畳間でもビルドインガレージでも、気軽に取り出して設営できます。
以前、6畳の和室に設営したドームテント(Coleman B.C270)は、縦横に70cm大きいドームでした。部屋の幅ギリギリまでテントがあったので、ベランダに出るのにも一苦労。テントの中を通り抜けないといけない状態でした。
それに比べて、こちらのテントはとってもコンパクト。それでも、シングルサイズの布団がピッタリ2枚敷ける広さなので、お子さんのお泊まり会やお家キャンプにもオススメです。
設営前は、さらにコンパクト&軽量。幕の厚さもそんなに無いので、フライやポールを合わせても約3.2kgしかないそうです。
②カンガルースタイルなら光熱費節約も可能!?
大きめシェルターの中にソロテントを設営するサイトアレンジ「カンガルースタイル」。空間を区切ることで、寝袋周りにもう1つ空気の層を作ります。
就寝中、外気よりもシェルターの中が暖かいのはもちろんですが、インナーテント(ソロテント)を張ることで、中は人の体温だけでほんのり暖かです。
ホットカーペットや電気毛布があれば、インナーテントに熱が溜まってさらに快適な空間になります。
今年の冬はとても寒いですよね。リビングや子ども部屋全体を温めるのではなく、お部屋の中にテントを建てカンガルースタイルにしてあげれば…キャンプごっこしながら、楽しく節電できるかもしれません♪
③室内でも設営しやすい「吊り下げ式」を採用
先程もご紹介したColeman B.C270などのテントは、ポールをスリーブ(生地が筒状になっている部分)に通して組み立てるタイプのテント。ポールを差し込んでいくことになるので、(ポールを組み立てながら通して行くとしても)室内に床面積+αの作業スペースが必要になります。
対して、こちらのトレッカードームは、一般的なソロテントと同じ吊り下げ式を採用。四隅のグルメットにポールを固定し、インナーテントを引っ掛けて設営します。
フライ部分は上からかぶせ、バックルでカチッと固定すればOK。
キャプテンスタッグのテントは耐水圧に不安があるかもしれませんが、フロア耐水圧はNaturehikeの登山用テントと同じ3000mmなんです。だから、室内でのお家キャンプ使用だけではなく、アウトドアでもしっかり活躍してくれると思います。
コスパ最高!?あると便利なポイント満載
通気性抜群なベンチレーター
テント上部には大きめの三角ベンチレーターが2つ。フライにも同じ位置に開口部があるので、暑い季節の通気性も抜群です。
前後の入り口メッシュ以外にも、左右の枕元にメッシュ窓が付属しています。
風向きが変わってしまって、夜とても寝苦しかった経験はありませんか? トレッカードームは前後左右どこでも空気の通り道を作れるので、風向きやサイトの状態に合わせて窓を開けることができます。
Campeenaのイベントでは、このサイズのドームを更衣室や授乳スペースに使うことが多いので、いろいろな方向についているベンチレーターは、本当にありがたいです。
ロープは購入時からセット完了
フライには購入時からロープが結んであります。メーカーによっては、10本近いロープを束ねてパッキングしてある場合もあるのですが、こちらのドームの場合は必要な箇所に結んであるので迷うこともありません。
ただし、ロープがやや細めなので、(風がある時は特に)緩んできていないか時々確認をした方が良さそうです。
巻かずにスッキリ!入り口ポケット
出入り口を開けた時、巻いて止めておくのって、実は結構面倒じゃないですか? こちらのテントの場合は内側に収納ポケットがついているので、全開放して適当に丸めて入れるだけでスッキリまとめられます。簡単なので、お子さんでも出来ますよ。
収納前にベルクロテープでひと縛り
今までのキャプテンスタッグテントには無かったベルクロアイディア。テントを収納袋に入れるとき、細く巻けなかったり、作業中に広がってしまったり…苦労した経験はありませんか? 私も、いつも無理やり押し込んでいました(笑)
このベルクロテープが1本あるだけで問題解決!とてもすんなりストレスなく、袋に収まってくれます。
(我が家にある)他社のソロテント・コンパクトなドームテントには付いていないのですが、1本あるだけでとても楽ですよ♪
ちゃんと解説します!ちょっと気になるポイント3点
私的には「お値段的に許容範囲でしょう」と思う点もあるのですが、気になる方もいるかな?と思ったポイントを3つご紹介します。
私は…、ファッションにもハイブランドからファストファッションまであるように、アウトドアブランドも利用シーンや頻度に合わせて選んでいただければいいと思っています。
①歪む縫い目
グレーのマジックテープ部分の縫い糸(アイボリー)が、均等に縫い付けられていないことにお気づきでしょうか? テントの縫い目すべてを確認したわけではないですが、きっちり・真っ直ぐ縫い止められていない場合があります。
時々、生地の端から糸のようなものが出ているところもありますが、生地自体はきちんと縫い付けられているので、使用にはまったく問題ありませんでした。
②天井部分はリボン結び!?
インナーテントをポールに引っ掛けて設営するタイプのこちらのテント。天井の一番上の部分に2本の紐(?)がついています。
初めて設営した時には私も『???』となったのですが、どうやら2本のポールがクロスする部分にむすぼつけて固定するようです。
きっちり結べば良いだけなのですが、ここだけは、大人でないと手が届かないので「小学生1人でも設営可能」とはいきませんでした。
軽量アルミポールの強度はいかに!?
トレッカードームには、φ8.5mmと9.5mmのアルミニウム合金製のポールが使用されています。軽いので取り回しにも便利で扱いやすいのですが、ソロテントよりも高さのあるトレッカードームで使用するには、強風時にやや不安があります。
大きな力を受けた際、カーボン製のポールは折れたり、裂けるように割れたりしてしまう事がありますが、アルミニウム合金のポールは折れにくく、むしろ曲がったり歪んだりするそうです。
テントに付属のロープを見ても、あまり強風時の使用を想定していないような気もします。「アルミニウム合金」と言っても、金属の配合によって強度も質もいろいろだと思いますので、こればかりは実際に使用してみるしかありませんね。
気軽なレジャー・キャンプ気分を味わうのにGOODなテント
いかがでしたか?
あえて悪天候での使用はお勧めしませんが、室内で使用したりデイキャンプに行ったり、気軽に使うには十分なテントだとお分かりいただけたと思います。
頻繁に出したりしまったりするテントに重要なのは、とにかく設営・片付けの簡単さ。
自転車のカゴにも収まるサイズなので、まだ肌寒い季節のデイキャンプなど、これからの季節に大活躍してくれそうです♪
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