夏の終わり頃から野球を始めた次男(小3)。暑さが残る季節には、冷たい飲み物をしっかり持たせたくて、ペットボトル用の保冷・保温ホルダーや2.5Lの魔法瓶を活用していましたが、寒い季節にはしっかり体を温めるランチを持たせてあげたいのが親心。
体を中から温められるスープジャーに目をつけました。
私が選んだスープジャー(フードポット)はこちら
フードポット/フードコンテナー
真空断熱 保温・保冷 400ml
サイズ:W9cm xH13.5cm
真空二重構造で保温・保冷が可能なフードポット。細めなデザインが特徴。カラーによって値段が違い、¥1500〜2000程度で販売されています。
こちらのフードポットは、私の購入した400mlsサイズとコンパクトな280mlサイズの2種類があります。
パントリーに今ストックされているインスタント味噌汁の湯量は160ml。我が家のお椀1杯分が約200mlですので、お弁当に味噌汁をトッピングするだけなら、小さい方のサイズで十分かもしれません。
でもね、カレーを持たせたり、具だくさんな食べるスープ系を持たせるには、やっぱり400mlは必要ですよね。こっちのサイズなら、他におかずをつけなくても立派なランチになります♪
オススメポイント&ちょこっと残念ポイント
上部の取手のおかげで手が滑りにくく、開けやすいのが一番のおすすめポイント。
細めのデザインなので、小3息子の小さな手でもしっかり握れ、開閉も可能です。中に熱いものを入れるので、(写真のように)子どもでも安全に開閉できるのかどうかが、フードジャーを選ぶ際の条件でした。
細めボディーの直径は約9cm。フードジャーにも色々なデザインがあるので、サーモスのフードジャーは、ほぼ同程度の直径のようです。
このタイプの弱点は、入り口の細さ。そう、強み=弱みになってしまうパターンです。
インスタントならいいのですが、スープや味噌汁など、具入りのものを入れようとすると、どうしても周りに溢れてしまって…。正直ちょっと大変です。
あとは、細くすれば当たり前のことですが、縦の長さが10cm以上になりますので、スプーンや箸のチョイスも重要になります。お弁当用のカトラリーセットはコンパクトな物が多いのですが、(折りたたみタイプなど)長めのスプーンでないと具が拾えないのでご注意ください。
上記のように難ありではありますが、安全に開閉できる点は何物にも変え難く…最近は我が家のお気に入りアイテムとなっています。
蓋裏のパッキンも簡単に取り外して洗えるので、気軽に洗えて衛生的で気に入っています。ステンレスカラーなら色が剥げたり傷がついても気にせず使えるので、長く愛用できそうですね。
保温力検証!7時間後に何度まで保ててる?
極寒予報の夜、お気に入りのBAREBONESティーポットでお湯を沸かし、保温パワーを実測してみました。グツグツいってから火をとめて測ると、お湯の温度は97.4度。
そのままフードジャーに肩口まで注ぎ計測してみると、この時点で約3度冷めてしまって…94.8度でした。
これを室温15度の玄関(我が家では最も寒い室内)に放置しておき、翌朝、7時間後に温度を計測です。
7時間後:まさかの室温維持15度
朝起きて、玄関に駆けつけてびっくり!
外は1度だというのに、玄関の室温はまさかの15度維持。(フードジャーの蓋付近がほんのり暖かかったので、その影響もあったのだと思います。)
急いでお湯の温度を測ってみると…30度ほど下がったものの、65度を維持していました。缶コーヒーの自販機が55度前後で売られていることを思うと、この温かさならまさに飲みごろと言えるでしょう。
あらかじめポットを温めたら、保温力アップ?
写真に2つのフードジャーが並んでいたことにお気づきでしょうか。そう、条件を変えて、もう1つの保温力も計測してみたのです。
沸騰した97.4度のお湯を注ぐ前に、あらかじめフードジャーを温めておきます。その後、お湯を注いでみると、こちらは…あれれ?ちょっと上がって97.6度。ここから計測スタートです。
2つ並べて置き、7時間後に温度を測ってみると…、こちらも約30度下がって67.7度でした。ここから言えることは、少しでもアツアツで飲みたい場合にはフードジャーを温めてから中身を入れるべし!ということですね。
うちの子たちの場合は、猫舌さんなので「事前保温の必要なし」と判断しました。ご参考ください♪
今は、こんなふうに使ってます。
途中でお弁当を届けに行ける日には、熱々のお湯を届ければグラウンドでスープパスタも作れちゃいます。サンドイッチとセットにすれば、体も温かなHOTランチになります。
外気温5度以下の日でも、2時間程度ならパスタを作れる温度を維持できていました。お味噌汁に飽きたときには、ぜひお試しください。
ちなみに、中学生組のお弁当には熱々お味噌汁をセットしています。7時半ごろ完成→登校時間徒歩5分+快適温度の教室にて保管:約4時間→猫舌には厳しいアツアツ温度を維持しているそうです(笑)
我が家では子どもが使うことの方が多いので、保温力は必要十分でした。デザイン(ほそ&上部の取手)重視で選んで大正解!もっと保温力が欲しい方は、下記の商品をお試しください。
保温力重視orサイズ・デザイン重視で選んでみよう
STANLEYクラシック真空フードジャー
容量:410ml
サイズ:W10.7×H13.5×D8.6cm
保温効力 : 60度以上/7時間。蓋にも断熱材入りで、オールシーズン、高い保温力・保冷力を発揮します。
カクセースープジャー
容量:350ml
サイズ:9×13.5cm
持ち手付きのデザインで真空二重構造。保温効力は59度以上(6時間)。折りたたみ式のステンレススプーン付きなのが特徴です。
FEIJIAN 真空断熱スープジャー
容量:500ml
サイズ:W10×H13.8cm
スプーン・専用バッグ付
ツーピース構造で排気ボタンがあり、キッチリ締めてしまっても開けやすいのが特徴です。
象印 (ZOJIRUSHI) ステンレス保温スープジャー
容量:400ml
サイズ:W9×H12.5cm
内蓋のある、あったか3D断熱カプセル構造なので、細身なわりに保温力抜群!分解して洗えます。
タイガー 魔法瓶スープジャー
容量:380ml
保温性能は6時間後59度以上。下に向かって細くなるデザインなので、手にフィットしやすい形状です。
Hydro Flask(ハイドロフラスク)12オンスフードジャー
容量:355ml
サイズ:10.8×10.9×9cm
ハイドロフラスコのフードジャーは、アウトドアにアイスクリームを持ち出せる程の断熱力。フランドが生涯保証をつける、最高峰アイテムです。
いかがでしたか?
何アイテムか比較してみると容量多めの方が保温力が高い傾向があり、太さは8cm〜12cm程度のものが多いようです。保温力の目安としては、6時間後に60度以上(室温20度程度)を維持できるかどうか、としているメーカーが多いようです。
頻繁に使うとなると、お手入れのしやすさも重要ですよね。
ご自分に合ったフードジャーを選んで、寒い季節は温かスープ・暑い季節は冷たい麺などを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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