Q6:聞いてよかった!食材保管の失敗談<冬編>

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9月に行った講座の中で、ビギナーのママさん達から寄せられた“キャンプに関する疑問質問”の数々。せっかくなので、1つ1つご紹介していくこのシリーズ。すっかり間が空いてしまいました…。

6回目となる今日のテーマは、「食材の保管」です。

夏の食材の管理は、とにかく腐らせないようにすることが基本。使う順番に入れておくなど、クーラーボックスの開閉回数や時間を減らす工夫をします。

一方、これからの季節、特に気にしなければいけないのは、低温と乾燥。保冷剤の種類によっては、冬には向かないものもありますので、先日のハロウィンキャンプの例を元にご紹介しますね。

冬キャンプでの失敗No.1は、食材の冷えすぎ

10月31日〜11月1日の2日間でお世話になったのは、朝霧高原オートキャンプ場さん。日本オートキャンプ協会のキャンプイベントで、今回は2家族お誘いして行ってきました。

お天気予報によると、土曜日の最高気温は18度。翌朝の最低気温は8度の予報
1泊2日だし気温も低めなので(冷たい飲み物も進まないだろうということで)、我が家の食材は少なめです。

今回のお食事メニューは…

土曜:昼:手作りピザ&チキンサラダ
 中力粉/イースト/オリーブオイル/調味料
 チーズ/ベーコン/ピザソース/ピーマン/しめじ/とり胸肉
土曜:夜:ビア缶チキン&ご飯&豚汁
 お米/人参/大根/ジャガイモ/ごぼう/調味料
 長ネギ/豚こま/丸どり/みそ/こんにゃく
日曜:朝:バジルトースト&スープ&りんご+残り物
 バケット/カップスープ/りんご
 バジルソース

青文字の食材が、クーラーボックスで運ばなければいけない食材です。(これ以外に、ビール3/ノンアルコールビール3/炭酸水4お茶やおやつなど。)

冷えすぎないように、氷点下パックは位置に注意したのですが…


こちらが、今回のクーラーボックスの様子。(汚くてすみません。入れるものが少なかったので、冷たくなっても問題ない、缶詰やリンゴまで入れております。)

LOGOSの氷点下パックは、マイナス温度が7〜8時間持続してくれる…してしまうので、生物は基本的に凍ってしまいます。ですので、氷点下パックの下には飲み物を入れたり、タオルを挟んだりしないと、今の時期はすべての物がカチコチに。。。

注意していたのですが、今回はお昼ご飯用の鶏胸肉が凍ってしまい、翌朝、トーストのトッピングになりました。

この氷点下パックは、ー16度になるパワーモデルもあり、アイスやお刺身も持ち運べる優れものなのですが、保冷力の持続時間が短めです。約8時間程度で温度が上がり始め、1泊2日の場合、翌日の保冷力はほぼゼロ。使い方にご注意ください。

オススメの保冷剤は?

私の経験上、最も保冷力が持続するのは“氷”です。(ロックアイスよりも、板氷や2Lのペットボトルを凍らせたものの方が溶けにくく、お茶よりも水の方が長持ちします。)

クーラーボックス内をマイナスにはできないので、凍ったままの食材を保管したい場合には不向きですが、徐々に解凍OKなら断然オススメ。


↑これは、一昨年、車中泊三重県を旅した時のクーラボックスです。
旅の後半に実家による予定でしたので、あえて氷点下パックも1つ持参。(帰りに生物を購入した時用の予備として)

夏場でも、500mのlペットボトル氷が溶けきるまで、2日かかりました。今の季節、500mlなら4本ぐらい凍らせておけば、1泊2日ぐらい大丈夫そうですね。

人数や食材によっても使い分けを

そもそも、メニューによってはクーラーボックスがほとんど必要ない場合もあります。特に、寒くなるこの時期は、お鍋を囲むキャンパーも増えますよね。

葉物野菜は(カットしてない状態なら)新聞紙に包んでダンボール保管などでもOK。長ネギやキノコなども常温保管できるので、肉魚&お酒だけ冷やして運べば良くなります。

ソロやデュオキャンプなら、少量の食材を氷点下パックで運んだら100%凍ってしまうと思いますし…人数やメニューによって、保冷剤の種類や量を変えてキャンプを楽しんでくださいね。

 

次回は、冬キャンプデビューにオススメなストーブの使用について。本音編と建前編の2つに分けてご紹介します。

今年は冬キャンプデビューなさる方がとても多く、ホットカーペットとストーブさえあれば安心!!的な投稿を多くみかけます。でも、安価なストーブに手を出される方もいらっしゃって…。

選ぶときに注意するポイントなどもありますが、そもそもテント内でストーブはOKなの?ということに関しても賛否両論。悩ましいですね。

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