夏はもうすぐそこ!キャンプ場も賑わうシーズンですが、今年はお庭でBBQを楽しむ人もとても増えていますよね。
せっかく楽しんでいるのに、ご近所トラブルにつながってしまっては良くないと思いますので…、今一度ルール・マナーをおさらいしておきましょう。
そもそも、お家BBQにルールなんてあるの?
ルール=規則・決まりですので、お家BBQに関するルールはただ1つ、自治体で炭火の使用が認められているかどうかです。
私の暮らす自治体では、野外活動(バーベキューなど)での調理くずなどを放置してはいけない決まりがありますが、BBQ自体は認められています。
ただし、規制値を超える騒音や煙やにおいによって洗濯ものなどに損害が出た場合には、残念ながら処罰の対象となることがあります。その点には十分注意してくださいね。
テントやタープは、ロープできちんと固定しよう
夏のBBQは日差しも強く、熱中症の心配があるので、手軽に日影が作れるタープは必需品!我が家の場合は、庭(駐車場)に張るタープはオープンタープを使うことが多いのですが、一般的にはワンタッチタイプを利用している方が多いですよね。
ワンタッチ・オープンタープとは?
ワンタッチタープは自立するので、ついつい固定を甘くみがち。屋根の部分から出るロープだけ固定しても、きちんとした強度は出ません。各ポール(脚)の地面に接する部分も動かないように固定しておかないと破損の原因になりますので、フロックやウェイトなどを準備しておくと便利です。
私も使ってます!オススメのウェイト3
水を入れてる買うタイプは持ち運びや保管にも便利!もう4〜5年使っているものもありますが、まだ1度も破れたことはありません。ただ、風の強い日は10kg近い重りをつけておかないと動いてしまうことがあるのでご注意ください。
風向きや風速をチェックしてから始めよう!
灰や火の粉が飛ぶような強風の日はもちろんBBQは中止ですが、それ以外にも風速や風向きをチェックする必要があります。それは、ご近所への匂いの流れを把握すること。
我々にとっては美味しい匂いだと感じるBBQの香りも、不快になる人はいるし、お家や衣類に匂いがつくのを嫌がる方はたくさんいらっしゃいます。毎日何時間もBBQするわけではありませんが、風向きによっては、周辺のお家にご挨拶しておくといいと思います。
特に、お布団を干しているご家庭がある時には、一声お伺いをかけるべき。トラブルになると、楽しいBBQもがっかりな思い出になってしまうので、事前に回避できるところは手を打っておきましょう。
BBQ(炭火)が良いなら、焚き火してもOK?
これはNO!! BBQで炭火調理OKだとしても、住宅街での焚き火調理(薪調理)は基本的にNGです。
炎症の可能性があることと、炭火よりも煙がたくさん出ることなどから鑑みても、ご近所とのトラブル率がグンと上がります。庭で焚き火するのと、薪ストーブをお使いのご家庭があるのとは、また違う次元のお話。薪調理(焚き火調理)はやめておきましょう。
着火剤の選び方にも配慮を
着火剤と言っても、いろいろな種類があります。以前の記事でもご紹介しましたが、薬品系の着火剤を使用すると、どうしても石油や蝋燭のような匂いがします。(特にチューブタイプのものは匂いが強い気がします。)
「どの着火剤なら匂いがしない」と言えるほど匂いゼロのものはありませんが、黒い煙の出るものは極力使わないようにし、量などにも少し気を使いたいですね。
音楽NG !ゲーム音も要注意です
窓を開けるこの季節。外の音は結構家の中まで聞こえるものです。Bluetoothスピーカーでの音楽はもちろんのこと、お子さんのゲーム音や動画音にもご注意ください。
「たまにしかないBBQだから…」というのも分かりますが、ゲームや音楽は家の中に入って楽しんで貰えばOK。気軽に家に出たり入ったりできるのが、お家BBQのいいところですよね♪
お片付けは、しっかりと。
BBQを楽しんだら、炭は火消し壺に入れて密閉します。(壺がない場合は、たっぷりの水に沈めて消火してもOK!)そのまま、翌日まで放置しておくぐらい、しっかりと火を消し、熱を冷ましましょう。
紙皿などのゴミが出た場合も、ゴミは屋内で保管するのがルール。匂いも出ますし、虫も寄ってきやすいですもんね。ごみ収集日までの保管場所も考えてBBQの日程を決めたり、可能ならば食器は使い捨てではないものを利用するとゴミが少なくなります。
まとめ:音も匂いも煙も
(燻製大好きな)私が言ってもイマイチ説得力に欠けますが…、まずはご近所との関係を良好に保ち、匂いも音も必要以上にはみ出さないのが一番。なんならご近所にも少しお裾分けするなど、一緒に楽しんでいただく方法もいいかもしれません。
あまりピリピリしすぎると、それはそれで楽しめなくなってしまうのが難しいところ。気になる方は無理して自宅でBBQせずに、近場のキャンプ場に行きましょう♪
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