真夏の子どもイベント無事終了〜Campeena9年目の熱中症対策〜

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乳幼児連れのデイキャンプイベントを始めてから、早いもので9回目の夏を迎えました。途中コロナでイベント開催できなかった年もありますが、なんだかんだで、今年も夏休みデイキャンプを無事に終了。

7月・8月の都内、アウトドアのイベントなのに乳幼児も参加OK。そんなCampeenaの夏休みイベントでは、ママ&パパ達みんなで子どもを見守っています。

Campeenaの子をみんなで守る!夏は目印が大事

夏のイベントは、子ども達が自由に水遊びに行ったり、テントで着替えたり、ご飯を食べたり、トイレに行ったり…、思い思いに過ごしている時間が長いので、どうしても子どもの動きを見失いがちです。

そこで、夏は子どもも大人も全員(スタッフ含む)に、グリーンのリストバンドをつけてもらいました

大人にとっては「その子がCampeenaの参加者である目印として」、子どもにとっては「困ったときに相談できる大人の印として」わかりやすくするためです。

今回は初めて参加する2歳児さんが3人いましたので、その情報も最初にみんなで共有。そうすることで、上級生のお兄さんお姉さんも視界の片隅で意識してくれるし、ちょこちょこ声をかけてくれるものです。

※以前は名札をつけていたのですが、今はキャンプ場内にたくさんの人が出入りしているため、安全も考えて名札はつけないことにしています。

「水分とってね!」だけでは安心できない

先日、ある会場でキャンプ講習を行なっていた時のこと。「10分間休憩にします。会場内は空気が乾燥しているので、水分をとってくださいね!」と声をかけたのですが…、休憩後に確認したところ、実際に水分補給をした人は約半数でした。

大人でも半数の人は「後で飲もう」「今はいいかな…」などと判断して、声をかけても実際には水分をとってくれません。ましてこれが、遊ぶのに夢中になっている子どもだったらどうなるでしょう。
水筒を持たせているからといって、全く安心できませんよね。


幼稚園〜低学年の子達を引き連れて水遊びを引率していた高1長女は、もはやCampeenaイベントの大ベテラン。サイトを出る前に1人ずつ、1口でいいので、目の前で水分をとってもらってから出かけたそうです。

この、自分の目で確認する事がとっても大切!「はい次〜、はい次〜」と順に飲ませていけば、特に違和感なくみんな飲んでくれるそうですよ(笑)

ジメジメ晴れ間がヤバイ!/熱中症:3つの教訓
実は我が家、熱中症の疑いで長野の救急病院に駆け込んだ経験があります。今年は、大人も子どもも“外”に慣れないまま夏がやって来ますので、我が家の教訓をもとに、例年以上に気をつけていただければと思います。

4時間のイベント:水分&塩分補給のタイミングは計4回です

11:00-15:00までのイベント中、全員同じタイミングで水分を取るのは以下の4回です。ちょこちょこ食べて、何度も水分補給のタイミングを作るようにしています。

①〜11:00 受付時にウェルカムドリンクがわりの1杯
②12:00 お昼ご飯と一緒に
③13:30 デザートがわりのスイカで水分補給
④15:00 マシュマロ焼き後に水分補給

持参した飲み物がなくなっても大丈夫なように、自由に飲めるドリンクコーナーや氷も準備しておきました。広い公園は自販機が遠いので、「飲みたいのに飲めない」というパターンにならないよう、注意しないといけないですね。

準備&片付け中も要注意:子どもも自分で考える

まだ我が家の子ども達が小さかったころ、朝ご飯は平和島公園のキャンプ場の中で食べていました。当時は、朝7時頃からサイトに入れていたので、幼児の生活サイクルにしては、かなり早起きさせていたんです。


母達がバタバタと動き回る中、炊事場の片隅で朝ごはんを食べる2歳&3歳児ペア。しっかりご飯を食べて、日の当たらない炊事場近辺で遊ぶ2人は、お互いの飲み物を飲ませあって過ごしていました。おかげで、真夏に10時間近くキャンプ場にいても、この子達が熱中症になったことは1度もありません。

9年も大きな事故なく続いているイベントの裏には、子どもながらに工夫したり、お手伝いしてくれていた子ども達の姿があったのだと思います。
もちろん、最初から出来ていたわけではありませんが、子ども達の成長を促すのも事故を防ぐには大切なポイントですね。

無理しちゃいがちなのは、むしろ大人です

熱中症も怪我も、実は案外危険なのは大人。こどものことを優先して、ついつい水を飲みそびれてしまったり、貧血気味なのに無理したり…。アウトドアなのに普段と同じ気持ちで我慢すると、「気付いた時には手遅れに!?

無理は禁物ですので、仲間の手を借りながらリラックスして楽しんでいただけたらと思います。

特に、炎天下での作業にはご注意を!途中で水分補給をしたり、「おかしいかも?」と思ったら誰かに代わってもらったり、異変を感じたら早めに日陰に移動しましょう。

もしも異変を感じたら…?

キャンプ中に高熱が!!熱中症が疑われる時の対処法まとめ
長男が5歳の時、梅雨明け直前の軽井沢で現地の救急外来に飛び込んだことがあります。夏の始まりはまだ体も暑さに慣れていなくて、大人も子どもも体調を崩しがち。十分に気をつけましょう。

家に帰るまではイベントなので…

今回使用した平和島公園のA1〜A4サイト。とにかく地面の乾燥が酷くて、砂埃だらけになる状態でした。時間と共に木陰もどんどん移動していき、お昼過ぎには下の段のほとんどが日向に! 
この状態で片付けをしていると、サイトを離れるまでの1時間ぐらいの間に、それはそれはものすごい量の汗をかきます。元気に「ただいまー!」と帰り着くまでがイベントなので、帰る前(ベビーカーで寝てしまう前)の水分補給も忘れずに行なってくださいね。

熱中症アラートが出ていても、(風さえあれば)木陰は案外過ごしやすいですよ。
主催者さんは、気温だけでなく、湿度や風、キャンプ場の日向具合なんかもチェックしておくことをオススメします。

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