うっかり虫除けを忘れてしまった時、あなたならどうしますか?
①あきらめる ②耐えきれないので帰る ③身近なもので虫除けする
私は今まで①だったんですが(笑)、身近な植物で蚊除けできることを教えていただきましたので、植物の写真と一緒にご紹介します。
普段は蚊取り線香+アロマで虫除け
我が家では、肌に直接吹きかけるものは、精油を使って手作りした虫除けを使っています。
それ以外の部分、テント周りには(気休め程度ですが)アース渦巻香 プロプレミアムを使用。普通のものよりも煙のツンツンした感じがないは良いのですが、緑のタイプ同様、効果のほどは???です。
平安からの知恵:蚊遣火とは?
「アウトドアで虫除けがない時、焚き火によもぎを入れるとか避けになるよ。」と教えてくれたのは、大月みんなの家のスタッフさん。(ヤマビルのいる場所・いない場所の見分け方も教えてくれた。)
これは、古くから伝わる蚊遣火(かやりび)という蚊よけの方法で、Wikipediaによるとどうやら平安時代からある方法とのこと。
蚊遣り火とは、木や葉っぱなどを火にくべて、燻した煙で蚊を追い払う、平安時代から大正初期頃まで蚊を追い払うために行なっていた生活風習であり、江戸時代の江戸庶民の間では夏の風物詩でもあった。【一部省略して抜粋】
明治時代に、蚊取り線香でも有名な“除虫菊”がアメリカからやって来るまでは、日常的に行われていた虫除けの方法だったようです。
ブックマーク推奨!蚊遣火に使える植物
キャンプの時に手に入りやすい身近な材料で、蚊遣火効果が期待できるものをご紹介します。ブックマークしておいていただけると、もしもの時に役に立つはずです。
よもぎ
カヤの木
杉の葉
松葉
かぼすの皮
※柑橘系ならOKとの説もあり。
その他:ドライハーブ
ローズマリー、ミント、タイム、バジル、レモングラスなど、調理用のハーブでOK。
いずれの材料も、乾燥させて燃やすことで虫除けの効果が得られるそうです。
先日、よもぎで蚊除けを試してみましたが、(場所柄もあったのか)長女が1箇所刺されただけで、他は誰も刺されませんでしたよ♪
よもぎがあれば、痒みも止められる!?薬草効果
よもぎには、お茶にしたり温浴に使ったりと、薬草効果があることは広く知られています。でも、効能の中に“痒み止め”があることを知っていましたか!?
痒み止めスプレーを作るには…摘んだよもぎを丸1日陰干しし、アルコールに漬け込みます。この液体を薄めて患部に吹きかければ完成。(肌が弱い方は薄めに使ってください。)
キャンプ場などでどうしようもなく痒い時には、よもぎを摘んで軽く揉み、患部にそのまま貼っておいても効果があるそうですよ!
(阿蘇薬草園のリンクを貼っておきますので、煎じたりして使われる方は参考になさってください。)
水辺の近くには、虫がたくさんいます。
先人の知恵も上手に利用して、今年の夏もたくさんキャンプを楽しんでくださいね!
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