Q5:キャンプのご飯、どうやって決めてますか?

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こんにちは!更新が滞っていてすみません。
来月、オートキャンプ協会公認の指導者認定講習会があるのですが、2度目の講師役をお受けいたしまして…、初のzoom開催ということもあり、資料作りにバタバタしております。

オートキャンプの歴史に始まり、基本的な安全・マナーなどはもちろんのこと、初心者キャンパーをお誘いする際に大切にしなければならない部分なども知ることができますので、ご興味がありましたら、JAC(日本オートキャンプ協会)HPをご確認くださいね。

公認オートキャンプ指導者 インストラクター資格認定講習会
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ここから本題。本日のテーマです♪

先月の講座の中で、ビギナーのママさん達から寄せられた“キャンプに関する疑問質問”の数々。せっかくなので、1つ1つご紹介しています。

4回目となる今日のテーマは、「キャンプのご飯」についてです。
キャンプの楽しみの一つでもあるので、メニュー選びは結構悩ましいですよね。

キャンプを始めた頃は、あれもこれもを欲張ってしまいがちですが、まずはポイントを絞って手をかけたメニューにしてみませんか?具体例とともにお伝えします。

初めはやっぱりBBQしたい!?


「キャンプ=肉」のイメージが強いのは、焚き火で豪快に焼く“骨つき肉”のイメージからでしょうか。それとも外でご飯=BBQなのか?やはり、1度は豪快にお肉を焼いてみたいですよね。

でも、お子さん(特に小学校低学年以下)と一緒に夕飯を食べる時には、BBQ以外のメニューがオススメです。理由は以下に記載しますが、炭火で焼くお肉は、オプション的な扱いにしておくと、大人も無理なく過ごせます。

BBQ以外を進める理由①

子ども達の食べた量が、しっかり把握できるから。

(日本式の)BBQは、焼けた順番に各自のお皿に取り分けて食べていくので、どうしても“焼き係”が必要になってしまいます。グループキャンプならまだいいのですが、家族だけでキャンプしている時に大人が1人焼き係になってしまうと…もう1人の大人はてんやわんや

大人もゆっくり食事を楽しむために、みんなで一緒に「いただきます」できるメニューからはじめていただけるといいと思います。

BBQ以外を進める理由②

慣れないと、食材の量が決めにくいから。

カレーやシチュー、うどん、豚汁、白米など、普段お家で食べているものは、だいたいどのぐらいの量を食べるのか、親も把握しやすいですよね。

ですが、BBQはお子さんには馴染みのないメニュー。タレの味が合わなかったり、お肉がいつもより硬かったり、脂っぽかったりするだけで、途端にあまり食べなくなってしまう可能性があります。

お子さんは案外「肉<遊び」だったりして、落ち着いて食事を楽しむどころではない可能性も(笑)

大人はやっぱりお肉食べたいので、少しだけ取り入れることにしても、無理なく楽しめばOK♪

冷めてしまったお肉は、脂が固まって美味しくありません。これからの季節はなおのこと、お子さんのペースで焼いてあげられるのか、御一考いただけると嬉しいです。

乳幼児がいる時は…手抜き7割で楽しもう!

それでも、ザ・キャンプ飯的なメニューも作ってみたいのが、キャンパー心。そんな時には、無理せず一点豪華主義でいくのがオススメです。

今日の夕飯はスペアリブだよ!ダッチで丸鳥だよ!みんなでピザ焼くよ!
などなど、1品だけ、ちょっといつもと違うメニューを盛り込みます。可能な下ごしらえは出来るだけ自宅で済ませてくれば、その分、お子さんと遊ぶ時間もしっかりと確保できてHAPPY。

あとは手抜きメニューでも、家族だけなら見栄を張る必要なし(笑)
映え意識なら、彩りだけ食器やサラダでプラスしちゃいましょう。

離乳食にもなるようなメニューが便利

離乳食期のお子さんがいる時期のご飯、どうしよう…と悩んでしまっていませんか?
あまり難しく考えず、味付け前にとりわけたり、1晩ぐらいならお芋を主食にしちゃったりしても(私は)全く問題ないと思います。


栄養バランスよりも気にすべきは、塩分の取りすぎ。お酒に会うメニューが増えがちなアウトドアメニューは、あれもこれも味をつけてあるので、どうしても塩分過多になりがち。
これまた、1晩ぐらいなら…と思いがちですが、塩分過多な分喉が渇き、余分に水分を取ることになってしまいます。そして、幼稚園児などはおねしょのリスクがアップする悪循環(笑) お気をつけて〜

大人も子どもも楽しめるのが一番♪


せっかくキャンプに来ているのですから、ご飯を作る時も遊ぶ時も、家族一緒に楽しめる方が嬉しくないですか? もしくは、家族みんなで分担して1つを作り上げるとか♪


時には、道の駅の野菜スティック片手に炭火でお餅を焼いてみたり、焼き魚を焼こうとして失敗したり。我が家も色々な経験をして来ました。

これからキャンプを始めた皆さんには、ぜひ、お子さんに食べることの楽しさや、味を探求する楽しさを教えてあげてほしいと思います。
この先も、何千回、何万回と食事をして生きていくのですから、(キャンプでなくても)ご飯は楽しい方がいいですものね。

食材の保管は次回に…

ごめんなさい。長くなって来たので、食材の保管に関しては、次回のテーマにしたいと思います。
一点豪華主義にオススメなメニューは、今までオススメして来た中からトップ3のリンクを貼っておきますね♪

https://campeena.com/post-4608/

お家で出来る!?格安燻製の作り方
手羽中を使った、自宅でも簡単にできる燻製の作り方をご紹介。1晩寝かせたり乾燥させたりといった、面倒なことは一切しません!
簡単なアウトドアメニュー挑戦〜塩釜ポーク〜
Campeenaイベント第7弾は、しながわ区民公園のBBQ広場で、みんなでアウトドアクッキングに挑戦しました。塩釜なんて普段は挑戦する機会もないメニューですが、作ってみたら簡単でとっても美味しかったです!
次回のテーマは、食材の保管について。

夏場の食材保管方法もさることながら、これからの季節、特に気にしなければいけないのは、低温と乾燥です。次回もお楽しみに!

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