冬は1日中焚き火が楽しめるいい季節。気温が低いのでお肉などの生ものも傷みにくく、燻製やベーコン作りにも適しています。でも、本格的なベーコンを作るとなるとソミュールにつけたり、塩抜きしたり、乾燥させたり、…とにかく手間と時間がかかりますよね。
でも、今回オススメの3行レシピなら、手間なく簡単♪ ベーコンにはなりませんが、前日に仕込んでおけば、チェックイン日の夕飯に豪快な焚き火料理が食べられます。
まずはブロックで豚バラ肉を入手
脂身が苦手な方は他の部位でも大丈ですが、長時間焚き火で炙るので、余分な油が落ちて外側はカリッと仕上がります。(レシピは後述しますが、塩コショウだけのシンプルな味付けで炙っておき、食べるときに柚子胡椒やレモン塩などをつけて食べても、さっぱりと召し上がれると思います。)
①買ってきた豚バラ肉の塊に「まっくす」をまぶし、フォークでグサグサ穴を開ける。
②夜寝る前に、燻製用の脱水シートに包んでパッキングする。
③キャンプ場についたら、肉にS字フックを突き刺し、焚き火の炎があたらない位置に吊して見守ればOK。お好みのタイミングで火からおろし、カットして召し上がれ♪
(※中心温度60度以上を30分以上維持すると、食中毒の心配なく安全に食べられます。)
今回は頂き物の広葉樹のスウェーデントーチがあったので、その上に吊るしておくことにました。トライポッドをうっかり自宅に忘れてきてしまったので、アイアンの焚き火台に無理やり吊るし、なんとか熱があたる位置に固定したのはアウトドアあるあるということで(笑)
加熱時間はどれぐらい?
13時ぐらいに着火して…日が暮れきった17時頃に焚き火からおろしたので、かれこれ4時間ぐらいかけてじっくりと加熱。熱々だと切るのも難しいので、火からおろした後はアルミホイルとタオルで包み、15分ぐらい寝かせておきました。
多めに塗ったまっくすがカリッと香ばしく、中はほんのりと味がついている程度なのでちょうど良い塩梅に仕上がっています。
薄めにスライスして、炊きたてのご飯に乗せていただくと、何杯でもいけちゃいます♪
「手間要らずなのにキャンプっぽくて美味い飯!」ぜひ、お試しください。
使用したのはこちらの3つ
トライポッドがあれば肉に当たる火の強さを簡単に調節できるので、焚き火台はお手持ちのもので大丈夫です。筒形のニ次燃焼タイプは上に出る熱が強めなので、外側だけ焼けすぎてしまわないように気をつけてくださいね。
アウトドアスパイス「まっくす」
東京都のアウトドアブランド、マックスキャンプが手掛けるアウトドアスパイスです。
SOTO燻製用脱水シート 4枚入り
食材にぴったり密着し、余分な水分を吸い取ります。お肉のドリップも出ないので、移動時も安心です。
uxcellミートフック:ステンレス鋼製S字型ハンガー
ステンレス製の物なら、メーカーはどこでも大丈夫。外れにくくするために、複数方向から刺してくださいね。
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