千葉県から和歌山県まで、海沿いに太平洋自転車道が続いているのをご存知ですか？今回ご紹介する湘南エリア（葉山から大磯あたり）は、海沿いにサイクリングロードが続いており、特に藤沢〜茅ヶ崎間は砂浜に沿いに走って行けるのでおすすめです。
お近くの方はもちろん、自転車をレンタルする方向けの情報もまとめておきますので、ぜひ親子で楽しんでみてください。
(注)子ども用の自転車レンタルは、数＆サイズがとても少ないのが現状です。可能でしたら、お子さんの自転車は車に積んで、いつも使っているものを持ってきてしまった方が安心です。
ルート決定の参考に！小１でも10km行けます
はじめて自転車で遠出した時、次男は小学1年生でした。当時は18インチの自転車（長女のお下がり）に乗っていたので、他の家族がぐんぐん漕ぎ進む中で、キコキコキコキコ猛烈な速さで漕ぐ次男。そんな進みでも、自宅から鎌倉までの約12km（片道）を漕ぎ切ってしっかり帰ってこれましたので、やればなんとかなるものです。
ただし、重要なのは季節やお天気（気温・風）＋休憩ポイントなどのお楽しみ行程です。
甘味＆休憩ポイントの下調べが大切
昔から海水浴客を多く受け入れてきた土地柄もあり、海沿いに小さな和菓子屋さんがあったり、テイクアウト可能なカフェがひっそりと営業していたり、調べてみると案外素敵なところがたくさんあるのが湘南のいいところ♪
海沿いから1km程山側に入れば、東海道（国道1号線）沿いの老舗和菓子屋さんも点在しています。
写真は1907年創業弘栄堂のちょんまげもなか（160円）。大磯や高麗山方面・相模川沿いのサイクリングに出かける方にオススメです。
海沿いはランナーやお散歩客がたくさんいます
砂浜沿いのルートは海を見ながら走れるので気持ちがいいのですが、ちょっと休憩するたびに、うっかり水遊びしたくなってしまうのが困りもの。
オヤツ休憩をとったら、サクッと切り上げて次に進んでくださいね。
高速で進むタイプのロードバイクなどは134号線の車道を走っていくので、子連れサイクリングは海岸線や歩道をのんびり進んでいるパターンを多く見かけます。
海沿いの道はワンちゃんも多いですし、のんびりお散歩しているお子さん達もいるので、気をつけて進んでくださいね。
注）風の強かった日の翌日は、積もった砂で走行できないことがあります。
キツさの感覚は、距離よりも風の強さに比例！？
あくまでも（普段あまり運動をしない）私の感覚ですが…、気温の高い日・向かい風の日はかなり辛く感じました。アップダウンはさほど無いのですが、日差しや風を避ける場所がない！！
お天気によってルートを変えたり、距離を短くしたり、お子さんと一緒に楽しめるコースに変更してあげてくださいね。
江ノ島周辺エリア
江ノ島観光に車で出かけると駐車場所を探すのにも一苦労。かといって電車＋徒歩だと本当に江ノ島周辺だけしか観光できません。江ノ島〜辻堂海浜公園あたりのエリアはアップダウンも少なく、3kmぐらいなのでライトなサイクリングにおすすめです。
少し江ノ島から離れるだけで観光客が人が少なくなるので、のんびり海を眺めたい時にはとてもいいと思います。
江ノ島よりも鎌倉側のエリアは134号線沿いもアップダウンがあり、車道も渋滞していることが多いので、低学年以下のお子さんを連れてのサイクリングはちょっと大変だと思います。
鎌倉方面の観光に行くときには、江ノ電のフリーパス「のりおりくん」の利用をおすすめします。鎌倉駅周辺の駐車場は混雑がすごいので、（自家用車でくる際にも）江ノ島や鵠沼・藤沢あたりに車を停めて江ノ電で移動した方が、ゆっくり鎌倉を味わえますよ。
平塚・大磯港方面
実は穴場的な平塚〜大磯エリア。ひらつか漁港から湘南ベルマーレひらつかビーチパークまでは、海沿いに舗装されたサイクリングロードが続いています。ビーチパークにはトイレや小さなカフェなどがあり、ベンチなどでのんびり休憩も可能。
漁港の駐車場に車を停めてちょっとサイクリングしたり、湘南海岸公園に駐車して大磯方面にサイクリングに出かけるのもオススメです。
湘南海岸公園から大磯港までは2.5〜3km程度。134号線沿いを進まなければいけないエリアもありますが、左右どちらかに広めの歩道があり、歩行者も少ない道ですので、お子様連れでも大丈夫だとと思います。（ちょうど真ん中あたりにファミリーマートがあるので水分補給もできます。）
大磯港のOISO CONNECT（大磯港賑わい交流施設）では、地元野菜や新鮮なお魚だけでなく、みかんソフトやカップのアイス、濃厚プリンなんかも扱っています♪建物の前にはベンチやテーブルもありますので、自転車を止めてしばしゆっくりしていくこともできます。
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