3ヶ月の外出自粛が無事に終わって、6月からキャンプに行けるようになったとしても…そこに待ち受けているのは”梅雨”のシーズン。水遊びもできないし、バトミントンもラジコンも、キャッチボールもできない…。
ですが、雨のキャンプには雨キャンプの“良さ”があります。
今日はアフターコロナに備えて、私がオススメする「雨キャンプのすごし方」をご紹介します。
雨キャンプ、絶対必要なのはカッパと靴だけ
晴れの日にキャンプできるギアを1セットお持ちの場合、雨キャンプに備えて絶対に必要なものはレインウエアと防水仕様の靴だけ。レインウエアも、透湿性に富んだアウトドア用のものがなければ、(設営する人以外は)カッパで構いません。靴だって長靴でOKです。
ただし!テントの中で過ごしたり、外に出たりを繰り返すことになるので、脱いだカッパを拭くタオルや、カッパをしばらくかけておける場所があると、とても便利です。
その他の小ワザについては、↓以前LANTERNに寄稿した記事でご確認ください(笑)
特にタオルは、速乾性のあるものがオススメです。登山用の小さめタオルと、バスタオルサイズのものを両方持っておくと便利だと思いますが、下の例のように、何はさておき”乾く”タオルを1本はお持ちください。
キャンプギアをお持ちでない場合は、雨の日でもキャンプ場のテントレンタルなどが利用できます。初めてキャンプに行く時には、無理せずコテージなどを利用してしまってもいいと思いますよ!
料理や工作はもう飽きた!雨キャンプの遊び
家から出られない毎日を過ごしている子ども達は、キャンプに行ってまで自宅と同じ遊びでは飽きてしまいます。わが家の子ども達なので参考にならないかもしれませんが、彼らが大好きな遊びをご紹介しますね。
雨の日散歩
傘をさして、キャンプ場内を散歩。もっと余裕のある時には、傘なし&レインウエアで散歩をします。
(草の上を走ると滑ったりするので、小さいお子さんは特に、散歩がオススメです。)
蜘蛛の巣を眺めたり、大きな葉に溜まった水を眺めたり、茶色く濁った川を眺めたり。子どもの視点で眺めると、雨のキャンプ場にも新しい発見がたくさんあるんですよ。
お子さんにも楽しんでもらうポイントは、1つ1つの発見を家族みんなで眺めてみることです♪
雨の通り道作り
タープやテントから流れ落ちる雨水は、どうしても1箇所に溜まってしまいがち。
大きな水溜りにならないように、木の棒やペグの余りを使って、小さな流れを作って遊びます。
タープに溜まった雨水を、時々ザバーッと流してあげると大喜び(笑)
ただし、もちろん帰る時には埋めてくださいね。サイトの種類によってはNGですので、その辺りは大人がご判断ください。
雨だれ音楽を奏でよう
雨にもいろいろな種類の音があります。
ザーザー、ポタポタ、ピチョン、バタバタ…。それらの音をあえて奏でて遊ぶのはいかがでしょう。
缶・バケツ・コップ・傘etc
それぞれが違う音を鳴らし、風が吹いた時には盛大に、無風の時にはしっとりと、音楽を聴かせてくれると思いますよ。
雨のキャンプは、家族での会話も安心
雨の音は、周囲の音をかき消してくれます。
それほど強い雨でなくても、タープやテントに当たる音が常にしているので、周辺サイトの声が気にならないんです。
お互いに声が聞こえないので、お子さんの話し声が気になってしまう方でも、安心して過ごせますよ。
周囲の話し声が気になってキャンプで寝付けない方も、雨キャンプならぐっすり眠れると思います。
雨が降るとギアの片付けが大変になるので、どうしてもマイナスのイメージになりがちです。毎回雨のキャンプでは困りますが、雨の時にしか味わえないこともたくさんあります。
雨上がりの匂いや、雨の降り始め特有の匂い。お子さんに説明できますか?
一緒に体験してこそ話せることもあると思います。
色々ありますが、今年は、ぜひ雨キャンプにもお出かけいただけると嬉しいです。
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