<自由研究オススメ>:真っ黒メスティンで肉を焼く!ソーラークッキングでガーリックチキン

アウトドアグッズ
スポンサーリンク

DAISOで手に入れたフッ素加工済みの真っ黒なメスティン(1000円)は、太陽の光を集めるのでソーラークッキングにもってこいの調理器具です。

以前ご紹介したSUNGOODのソーラークッカーも、真っ黒な薄いダッチオーブンが付属していましたが、それよりもっとお手頃価格で・扱いやすく・保管もしやすい魅力的なクッカー。鶏肉を焼いて、残った肉汁でご飯も炊いてみました♪

小6長男作:西川式ソーラークッカーを使用

こちらが、我が家が愛用している、長男が小学6年の時に自由研究で製作した西川式ソーラークッカーです。(注:ソーラークッカとは、太陽光を集めて加熱する調理器具のことです。)

以前お借りしたSUNGOODのクッカーはコンパクトに収納できるのですが、温めた空気が逃げないように鍋やクッカーを耐熱の透明袋(オーブンバック等)で密閉しなければいけません。

でもこちらのタイプなら、発泡スチロールの蓋に透明セロファンを貼って密閉してあるので、黒いクッカーさえあればOK。メスティンの下側からも太陽の光を集められるように、メスティン用の100均五徳をセットしました。

メスティンを2つ並べる時には、正方形の焼き網を押し込めば、案外グッとはまるので大丈夫なんです。(むしろメスティン1つだと下の方に入り込みすぎるので、本体自体に日があたるように角度調節が必要です。)

自由研究にも最適!太陽パワーで肉を焼く<新アウトドアグッズ>
太陽の光で調理するソーラークッキング。SDGsなど面もあり、今注目されています。でも実施に調理するとなると色々と心配なこともありますよね。フランス製のソーラークッカーでの調理風景を中心に、DIYクッカーについてもご紹介します。

誰でも作れる!ガーリックチキン

鶏胸肉に塩胡椒+お好きなハーブをまぶし、スライスしたニンニクを乗せて蓋をします。あとはソーラークッカーにセットして日光の当たる場所にセットすればOK!

なるべくたくさん太陽を集められるよう、30分毎におひさまの位置とソーラークッカーの角度をチェックしてください。(太陽の光に目がやられてしまうので、作業する時にはサングラスをかけてくださいね!)

夏休みのよく晴れた10:00-14:00に挑戦

【午前10時】まずはお肉を焼いていきます。味付けしてセットし、開始40分でこの様子。蓋が曇り始め、まずまずの滑り出しです。

夏場は太陽高度が高いので、ちょっと目を離すと、すぐに蓋が影を作ってしまいます。広めに蓋をひらき、本体の下に物を入れて角度を作り対応しました。

【午前11時】メスティン内の温度を測ってみると、なんと80.7度!今まで何回も失敗してきているので、この温度は快挙と言っても過言ではなく…、興奮して大喜びの私&子ども達♪

【午前12時】角度を調整しつつ待つこと約1時間。お肉がふっくらと焼き上がりました。ここで、念の為、中心温度をはかっておきます。(食中毒が怖いので、肉類を調理する際には温度計を使ってくださいね。)


食材の中心温度60℃以上の状態を30分以上キープできれば、一般的な食中毒菌(サルモネラ菌など)は死滅するそうです。オーブンで丸鶏を焼く時なども、中心温度が75度になるように焼きを入れてから休ませるので…この温度まで加熱できれば安心ですね♪

余分な油が抜けて、見た目はなんだかパサパサしていそうでしょうか?

でも、低温で調理したので、中はとってもジューシー&もっちりほろほろなチキンになっていました。ガスで焼く30分チキンのように「皮はパリパリ&水分たっぷり」とはなりませんが、これはこれで、なんとも表現し難い美味なお肉です。


冷めてからスライスすれば鶏ハムのような味わいにも!お肉が余ったら作っておくと、サラダチキンのようにも使える便利なお肉になりそうです。

残った肉汁で、鳥風味のご飯を炊きます。

お米を研いで肉を取り出した後のメスティンに入れ、少量の水を足してご飯を炊いていきます。リゾットやパエリアのような、スープで炊き上げるイメージ♪

フッ素加工済みのメスティンなので、鶏肉が焦げついている心配がなく、連続してそのまま調理しても安心です。またまた開始30分で、どんどん水分が出てきましたよ。

炊飯時間がどれぐらいなのか分からなかったので、とりあえずお肉同様2時間ほど加熱してみました。

太陽光で炊くお米の炊き上がりは、こんな感じです。

ガスよりもゆっくりと加熱していくので、お米が立つ感じはありませんが、もっちりとした仕上がりになりましたよ。(鶏肉から出た油もあったので、この感じはそのためかも知れません。)1合だけ炊いた記憶なのですが、水分が多かったのか、出来上がりはこの量になっていました(笑)

やや黄色味がかっているのをお分かりいただけるでしょうか。見た目はほぼ白米ですが、ガーリックとハーブの香りがする、なんともクセになる奥深いご飯です♪
メスティンを痛めないよう、混ぜたり食べたりする際には、木製のスプーンを使うことをお忘れなく!

太陽さえ出ていれば、ケーキも焼けちゃう西川式ソーラークッカー。真っ黒メスティンの登場で調理の幅が広がり、ますます楽しませてくれそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました