【オートキャンプ指導者向け】キャンプ燃料の沸点・引火点・発火点とは?:液体燃料編

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液体燃料について

キャンプに用いる液体燃料は、おもに、ホワイトガソリン/灯油・ケロシン/アルコールの3種類。携行や保管状態などに注意が必要ですので、それぞれの沸点・引火点・発火点を覚えて、安全に使用してください。

…とはいっても、完全に記憶するのは難しいと思いますので、こちらのページをブックマークしておいていただくと便利です♪(注:下記温度は資料によって誤差があるようです。誤記等ございましたらご指摘ください。)

ホワイトガソリン:沸/40℃ 引/-40℃ 発/300℃
灯油:沸/150〜320℃ 引/50℃ 発/255℃
燃料用アルコール:沸/64.65℃ 引/11℃ 発/470℃

ケンエー燃料用アルコールを参照(メタノール+エタノール+イソプロパノール)

液体燃料で特に重要なのは、沸点と引火点です。ランタンやバーナーなどを使用する際、液体燃料を気体に変えて着火しますが、空気との混合比が10%前後でないと火はつかないそうです。ケロシンランタンをメインで使用する方は、参考になさってください。

さらに、温度の違いを知ると、ケロシン炎上の仕組みなども理解できますよ。

青ガス・白ガスとは

ホワイトガソリンのことを、通称「白ガス」と呼ぶのですが、コールマンが製造には防錆剤として、青色の水抜き剤(成分不明)が含まれているそうです。byカスタマー

他社の白ガスや車のガソリン(赤ガス)とは見た目にも違う、高純度のコールマン製ホワイトガソリンを「青ガス」と呼びます。

パラフィンオイルって何?

パラフィンオイルとは、蝋燭の原料と同じ炭化水素を主成分とする液体燃料のことです。引火点が95℃以上で揮発性が低いため、キャンプを始めたばかりの方でも安心して携行できるのが特徴。フュアーハンドランタンと相性が良く、暖かな光で照らします。


長くなってきましたので、ガス缶や薪の種類・固形燃料については、次の記事でご紹介しますね。

オートキャンプ指導者とは?

最後にオートキャンプ指導者についてサクッとご紹介しておきます。
(一社)日本オートキャンプ協会では、公認指導者資格を発行しています。2日間の講習会に参加し、試験をクリアすれば取得できる資格でして、ここ数年はオンラインでも講習会を開催しています。

オートキャンプの普及等に貢献している指導者は、上位資格にも挑戦できます。ご興味のある方は、HPをご確認ください。

一般社団法人 日本オートキャンプ協会 – Japan Auto Camping Federation

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