お米と水を入れて固形燃料に着火すれば…燃料が尽きる頃には、美味しい白米のできあがり♪ というイメージのメスティン(アルミ飯盒)ご飯。でも実際は、ちょっとだけ注意しないといけないポイントがあるんです。
子ども達とDAISOメスティンに初挑戦した時、これは失敗しそうだなーと思ったポイントをまとめましたのでシェアしますね。
米とぎの難易度高し!できれば無洗米を。
DAISOメスティンは、トランギアメスティン750ml:1.8合よりも小ぶりな1合サイズ。横幅も8cmしかありません。ですので、アルミ飯盒の中でお米を研ぐのはすごく大変。小1次男に任せたら、お米が2割減りました(笑)
無洗米なら1合入れて200mlの水を入れるだけなので…アウトドアで炊くときには、極力無洗米にしたいです。
ちなみに…CAPTAIN STAGのアルミ飯盒:1000mlとDAISOメスティンのサイズを比べた写真がこちら。
trangia(トランギア) ラージメスティン:1350mlよりは小ぶりのキャプスタ製品は横幅もあり、お米を研ぐのにとっても便利。価格もtrangiaアイテムの半分程度ですのでオススメです。
ラージメスティンが1350mlで3.5合まで炊けるらしいので、きっとCAPTAIN STAG飯盒も3合ぐらいまで炊けると思うんですが…その辺は、今後少しずつ実験してみます!
固形燃料で炊くときは、熱効率に注意すべし!
「燃料置いて、火をつければいいんでしょ〜」なんて気軽に考えていた私は、キッチンの五徳を持ち出して庭の片隅で着火。さほど風もなかったので大丈夫だと思っていたのですが…
火が消えて(蒸らしてから)覗いてみると、まだ芯が残っている。。。小さじ2ぐらいですが水分も残っていたので…きっと熱が逃げてしまい、上手く温度が上がらなかったんですね。
下の方はベチャベチャ飯でして…火力が不足で、上部のお米まで火が通らなかったようです。
固形燃料用のコンパクトストーブで加熱すると、壁に囲まれた部分の中に熱がこもりますよね。でも、五徳だと特に壁もなくスースー状態。
メスティンの場合、底面のほとんどに熱が当たるようになるので、スースー五徳でとでは、火力に大きな差が出るのだと思います。
つまり!固形燃料で炊くなら、ポケットストーブが必要だと思います。
↑ちなみに、こちらがキャプスタ製品とポケットストーブのサイズ比です。
蓋の浮き上がりに注意!
(あたりまえですが)沸騰しだすと徐々に湯気が出てきます。そこで注意しなければいけないのが、蓋の浮き。DAISOメスティンは、ちょっと目を離すと蓋が完全に浮き上がってしまいます。
ポイントは蓋の締り具合のようです。
↑上がDAISOメスティン・下がCAPTAIN STAGメスティンです。
実際に店頭で触れて比べていただけるとわかりやすいのですが…、同じメスティン(アルミ飯盒)でも、メーカーによってザラザラ具合が違います。
私が触ってみた感じだと、DAISO<Trangia<CAPTAIN STAG。DAISO製品はスルスルしているので蓋がすぐに外れてしまいますが、他2種類は逆さまにしても振らなければ蓋は落ちません。
湯気で水分が逃げ出てしまったDAISOメスティンのご飯は、おこげが底一面にびっしり。しかも、ちょっと硬めのおこげなので歯に挟まります(笑)
↑隅の方は、黒く焦げ付く寸前でした。
一方、キャプスタおこげは(見た目こそあまり変わりませんが)食べてみると全然違う!おこげも食べやすい硬さで、お米自体もモッチリと炊き上がっていました。
DAISOメスティンのように、蓋が持ち上がりやすいタイプのもので炊く時には、ちょっと重石を置いたほうが良さそうですね。(次回はそれで調節してみます。)
蒸らした後に、すぐ食べる?
炊いたご飯は、火が消えた後裏返して5〜10分程度蒸らすのですが…慣れないとオカズが出来ていなかったりします。
研ぐ〜炊き上がるまで1時間以上の工程があるので、慣れるまでは良いタイミングで熱々ご飯を仕上げるのは難しそうです。
せっかく炊けても、アルミの飯盒なので(特にこの時期は)どんどん冷めてしまってチーン…。
そこで、私が愛用しているのがこちらの「スケーター 保温 保冷 お弁当クロス」というアイテム。タオルで包んだ後、この断熱クロスで巻いておくと、ほかほかご飯が長持ちしますよ♪
お弁当箱としても便利なメスティンさん。炊き込みご飯を作ったり、調理をしたり、いろいろ試してみたいと思います。
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